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新型メルセデス・ベンツGクラスが発売 ISGにより全モデルが電動化

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新型メルセデス・ベンツGクラスが発売 ISGにより全モデルが電動化

メルセデス・ベンツ日本は、マイナーチェンジを受けた「Gクラス」の販売を開始した。ディーゼルの「G 450d」とガソリンの「AMG G 63」の2モデル展開となり、いずれも導入仕様車の「ローンチエディション」として発売された。

Mercedes Benz G Class|メルセデス・ベンツ Gクラス

メルセデスAMG G63に2つの特別仕様車が登場|Mercedes Benz

最新の運転支援システム、インフォテインメントシステムを新たに採用

メルセデス・ベンツ日本は、マイナーチェンジを受けた「Gクラス」の販売を開始した。ディーゼルの「G 450d」とガソリンの「AMG G 63」の2モデル展開となり、いずれも導入仕様車の「ローンチエディション」として発売された。

Text by YANAKA Tomomi

日本へは「G 450d」「AMG G 63」が導入

1979年にクロスカントリービークルとして誕生し、2018年にはフルモデルチェンジに相当する大幅な改良が加えられるなど、今では高級SUVへと進化した「Gクラス」。

今回の仕様変更では、マイルドハイブリッドシステムのISGがディーゼルの「G 450d」とガソリンの「AMG G 63」に搭載され電動化されたほか、運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」やインフォテインメントシステム「MBUX」などが新たに導入された。

パワーユニットは、「G 450d」が最高出力270kW(367ps)、最大トルク750Nmを発生する3.0リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。従来型の「G 400d」と比べ、27kW(37ps)、50Nmアップした。

一方の「AMG G 63」には、最高出力430kW(585ps)、最大トルク850Nmを発生する4.0リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンが与えられる。またISGと48V電気システムの採用により、15kW(20ps)と200Nmのブーストが可能となり、0-100km/h加速は4.4秒を記録する。

トランスミッションは「G 450d」にはオフロードの要件に合わせて専用チューニングされた9段ATの「9G-TRONIC」を、「AMG G 63」にはこちらも9段ATで専用チューニングされた「AMGスピードシフトTCT」が組み合わされる。

新型メルセデス・ベンツGクラスが発売 ISGにより全モデルが電動化メルセデス・ベンツ G450dvia Web Magazine OPENERS

サスペンションは従来型と同様、フロントにダブルウィッシュボーン、リアにはリジットアスクル式を採用。伝統のラダーフレームとともに高い走破性に寄与している。

「AMG G 63」では、電子制御の油圧式スタビライザーによって、オンロード、オフロード問わずダイナミックなハンドリングに貢献する「AMGアクティブ ライド コントロールサスペンション」を初採用。

ダンパー内にふたつの油圧バルブを設けた電子制御のアダプティブダンピングシステムにより、伸び側と縮み側の減衰力を制御し、俊敏かつ正確なハンドリングを実現する。

新型メルセデス・ベンツGクラスが発売 ISGにより全モデルが電動化メルセデス-AMG G63via Web Magazine OPENERS

ドライブ、サスペンション、ステアリングの設定を統合する「ダイナミック セレクト」はいずれも標準装備。新たにオフロード専用の「トレイル」「ロック」などのモードが設定でき、さまざまなシーンでの走行に対応する。

エクステリアでもそれぞれの個性が表現されており、フロントグリルが「G 450d」は力強い4本の水平ルーバーが特徴的なのに対し、「AMG G 63」はAMGならではの縦方向のフィンがアクセントに。

いずれのモデルもAピラーの形状変更やルーフ前後にルーフスポイラーを追加するなどして、空力性能を向上させている。

なお「G 450d」ではAMGラインパッケージを標準装備し、従来はオプションであったボディ同色スペアタイヤリングも標準装備されている。片や「AMG G 63」は、AMGナイトパッケージを標準装備。随所にブラックが取り入れられ、迫力あるスタイリングが演出された。

足元のホイールは「G 450d」が20インチ、「AMG G 63」が21インチを装着する。

インテリアについては、Gクラスのヘッドライトを想起させる丸型エアアウトレットなど、エクステリアデザインの数々を室内に反映しているのは従来型と同様。一方、Gクラスでは初めて、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」が搭載され、タッチスクリーン式メディアディスプレイも取り入れられた。

このほかにも両方のローンチエディションには、鍵を出すことなく開鍵や閉鍵ができるキーレスゴーや、ステアリングヒーター、ワイヤレスチャージング、温冷機能付きカップホルダーなどの快適装備も標準装備されている。

これらの共通点に加え「AMG G 63」では、AMGパフォーマンスステアリングやAMGドライブコントローススイッチなどが備えられた。

Gクラスのステアリングは左右から選べ、価格は「G 450d ローンチエディション」が2110万円、「メルセデスAMG G 63ローンチエディション」は3080万円となる。

メルセデスコール

Tel.0120-190-610

https://www.mercedes-benz.co.jp/

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