独BMWは6月22日、アップルのWWDC(Worldwide Developer Conference)において、iPhoneを使ったキーシステム「BMW デジタルキー」を発表した。
今回、世界中の製品開発者が集うWWDCで発表されたデジタルキーは、BMWとアップルが進めてきた協業「カー・コネクティビティ・コンソーシアム」の成果として実用化されるもの。iPhoneをドアロック解除からエンジンスタートまで従来のキーと同様に使うことができ、自動車メーカー初の技術となる。
使い方の手順としては、まずiPhoneを車内のNFC(近距離無線通信)センサーに置きアクティベート。その後は、アップルウォレット内のデジタルキーを呼び出し、iPhoneの画面をタップすればドアの解錠、施錠が可能となる。また、車両に乗り込んだ後は、本体をセンサーに置いてスタートボタンを押せばエンジンが始動するため、これまでのキーは一切不要だ。
さらに、このシステムの優れた点はオンラインでキーを5人と共有可能な点。これにより、直接鍵を受け渡しすることなく家族や友人と車両をシェアできる。ドライバーにより各種設定を変更することもでき、例えば子どもに貸す際には最高速度やエンジンパワーを抑えるといった使い方が想定される。また、iPhoneの充電が切れてもパワーリザーブ機能により5時間は動作するほか、アップルウォッチにも対応している。
このデジタルキーは本年7月以降に生産される1、 2、 3、 4、 5、 6、 8、 X5、 X6、 X7、 X5M、 X6M、Z4で使用可能となり、対応するのはiPhone XR、 iPhone XS以降の各機種、及びシリーズ5以降のアップルウォッチとなる。現状、「世界45か国で展開」とアナウンスされているから、日本導入にも期待したい。
WWDCでは、さらにEVでの長距離ドライブに対応したルート検索システムも発表された。これを利用すれば、目的地までいつどこで充電しながら進むのが効率的か、車内の「Apple CarPlay」に表示され、電欠を心配せずに遠隔地まで到達することが可能となる。このシステムは来年発表予定の新型EV「i4」に初搭載されるとのことだ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「30万円」の大幅値下げ!? 鮮烈レッドの「新型セダン」発表! 爆速の「超高性能モデル」も新設定! 今あえて「値上げラッシュ」に逆行した理由とは
トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! タフ顔&高級内装がカッコイイ! アンダー400万円の“充実装備”が嬉しい「GX O」印に登場
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場
スバル「新型SUV」発表! スポーティ&ブラックな内外装がカッコイイ! オシャブルー新設定に販売店でも称賛の声
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
みんなのコメント
ジャガーランドローバーにBMW、テスラなんかはブランドイメージ込みでどんどん取り入れていきそう。