今シーズンから始まったフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップの第3戦決勝が富士スピードウェイで行なわれ、阪口晴南(Sutekina #3)が後続に10秒以上の大差をつけポール・トゥ・ウィン。開幕3連勝を飾った。
前日の第1戦、第2戦と同様に曇り空でドライコンディションとなった富士スピードウェイ。今回もポールポジションからスタートとなった阪口晴南は序盤から後続を寄せ付けない走りを披露。1分37秒台の安定したペースで2番手の高橋知己(Super License)との差を徐々に広げていった。
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後方では篠原拓朗(Sutekina #8)と阪口良平(Field Racing)の5番手争いが白熱。阪口良平は何度か篠原を抜きにかかろうとしたが、横に並びかけることはできず一進一退の展開となった。また金丸ユウ(Sutekina #5)と古谷悠河(TOM’S YOUTH)の3番手争いも接近したバトルとなったが、こちらもオーバーテイクにつながる場面は見られなかった。
前日の第2戦同様に独走状態となった阪口晴南。最終ラップにはファステストラップを塗り替えるなど、最後まで気を緩めない走りをみせ、3連勝を飾るトップチェッカーを受けた。2位には高橋、3位には金丸が続く結果となった。
今回も完勝と言える結果だったが、阪口晴南はレース序盤のペースは前日の自身の走りと比べて劣っている部分があったとのこと。「僕の中ではレース2が大満足な結果だったので、レース3に向けて少し攻めたクルマの(セッティングの)変更を行ないました。その確認もできたので有意義なレース3になりました」と語っていた。
次回のFRJ第2大会は8月22日~23日にスポーツランドSUGOで開催予定だが、阪口晴南は同日程で鈴鹿サーキットで行なわれるスーパーGT第3戦に出走予定ということで、FRJは欠場となる。それでも「(FRJで)参戦したレースは全部勝って、チャンピオンを獲得できればなと思っています」と意気込みをみせた。
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