アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1イギリスGPで10位入賞。貴重な1ポイントを持ち帰った。
角田は土曜日に行なわれたスプリント予選レースでポジションを上げることができず、16番手から決勝レースをスタートさせた。ミディアムタイヤでのスタートを選んだ角田は、このミディアムタイヤで誰よりも長い30周を走破。ハードタイヤに交換した。
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その後は前を走る他のマシンがポジションを落とした恩恵も受ける形で順位を上げ、最終的には10位入賞。1ポイントを手にすることになった。これはイギリスGPでのホンダ製パワーユニット搭載勢のうち、唯一のポイントということになった。
「今日、ポイントを獲得できてとても満足しています」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「計画を達成することを目指し、タイヤマネジメントに本当に集中しました。そして、うまくその計画と達成することができたと思います」
「週末を通じて、少し苦労しました。そして週末のフォーマットもいつもとは異なっていたため、ルーキーの僕にとっては少し難しかったです。それでも、チームにとって非常に重要なポイントを手にすることができ、嬉しく思っています」
なおチームメイトのピエール・ガスリーはレース終盤まで9番手を走っていた。しかしコース上のデブリを踏んだことでタイヤをパンクさせてしまい、追加のピットストップを余儀なくされてしまった。その結果、入賞を逃すことになったわけだ。
角田の入賞によって失われたポイントの一部を取り戻せたが、結果にはがっかりしていると、テクニカルディレクターのジョディ・エジントンは語る。
「ピエールはコース上のデブリを拾ったことでパンクしてしまい、レース終盤にピットインをすることを余儀なくされた。そして、ポイント圏内から彼を引きずり下ろすことになった」
そうエジントンは語った。
「ユウキはここから恩恵を受ける立場にあり、ポイントを獲得することができた。今日は8位でフィニッシュできたはずなので、それでもこの結果にはかなりがっかりしている」
「今日は、中団グループのバトルが非常にタイトであり、毎レース常にポイントを獲得する必要があることを示した。次のレースに向け、準備を整える必要がある」
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みんなのコメント
僅差の中段争いで六つもポジションを上げるのはルーキーとして充分過ぎる仕事なのに、日本F1界隈はハミルトンへのネットリンチで持ちきりで、角田にはあまり目線が向いてない様子。