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打倒アルファードなるか!? 新型MPV「スターリア」発表! 豪華/キャンプ仕様も発売へ 韓国で登場

掲載 更新 35
打倒アルファードなるか!? 新型MPV「スターリア」発表! 豪華/キャンプ仕様も発売へ 韓国で登場

■ビジネスユースからVIPの送迎まで幅広い用途に対応

 ヒュンダイは新型MPV(Multi Purpose Vehicle)の「スターリア」を2021年4月13日に正式発表しました。発売は2021年後半を予定しています。MPVは日本ではミニバンにあたるボディタイプのクルマですが、新型スターリアはどんな特徴があるのでしょうか。

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 新型スターリアは、座席構成が2人乗り仕様から11人乗り仕様と幅広く設定されるMPVです。

 標準モデルのスターリアと高級仕様の「スターリアプレミアム」(韓国仕様名:スターリアラウンジ)が設定され、ビジネスユースからVIPの送迎用途まで、幅広い用途で使用できます。

 外観デザインは、流線型の宇宙船を想起させるなめらかなシルエットを持ちます。

 フロントフェイスは、水平にデザインされたデイライト・ポジショニングランプが特徴的で、スターリアプレミアムでは真鍮色のメッキ加飾がヒュンダイのエンブレムやグリル、ヘッドランプベゼル、フロント/リアバンパーなどに配されます。

 車内に開放感を与える低いベルトラインは、韓国の伝統的な「韓屋」建築から着想を得たデザインで、乗客は外の景色が車内の延長であるかのような感覚を得ることができます。

 標準モデルのスターリアの内装は、スターリアプレミアムと比較してシンプルなデザインを採用する一方、AT車におけるボタンタイプのシフトセレクターやインパネに配された10.25インチディスプレイなど、先進性や利便性を高めるアイテムも装備されています。

 また、標準モデルのスターリアは後席のフルフラットモードも備えるほか、ビジネスユース向けの2人乗り仕様・3人乗り仕様では最大5000リッターの荷室容量を確保しました。

 上級モデルのスターリアプレミアムはスターリアに比べてより豪華な内装が備わり、7人乗り仕様の2列目には電動リクライニング・スライド機能が付いたプレミアムリクライニングシートを採用。

 9人乗り仕様の2列目シートは180度回転機能が装備されており、対面で会議をおこなうこともできるため、企業で導入する車両としても適しています。

 さらに64色のアンビエントムードランプが装備されるほか、ボーズのサウンドシステムも導入されるなど、上質な移動空間を実現しました。

 ヒュンダイのシニアバイスプレジデント兼グローバルデザイン責任者 Lee SangYup氏は次のように述べています。

「モビリティのためのデザインとは、クルマのデザインではなく、多様なライフスタイルに対応するためのデザインなのです。

 新型スターリアの室内空間と機能性は、人々の車内での体験を変え、移動時間を最大限に活用して旅を最適化します」

■今後、リムジン仕様やキャンピングカー仕様も発売される!?

 今回、グローバル市場に向けて発表された新型スターリアに搭載されるエンジンは、最高出力177馬力・最大トルク44kgf・mの2.2リッターディーゼルと、最高出力272馬力・最大トルク33.8kgf-mの3.5リッターガソリンの2種類で、トランスミッションは6速MT(ディーゼルエンジンのみ)と8速ATが組み合わされます。

 新型スターリアは安全装備も充実しており、最大6つのエアバッグが装備可能なほか、衝突被害軽減ブレーキ(FCA)やブラインドスポットモニターなどの予防安全装備を搭載します。

 さらに、世界初となるワイヤレスモジュールシートベルトリマインダー(WM-SBR)や、後続車両通過時に車内のドアハンドルを無効化するセーフエグジットアシスト(SEA)など、各種安全装備が用意されました。

 これは後続車両が通過しているときに車内の乗客がパワースライドドアを開こうとした場合、セーフエグジットアシスト(SEA)がドアを開けないようにするというものです。

 一部の市場で搭載される後部乗員アラート(ROA)は、レーダーセンサーを使用して、後部座席の乗客がクルマを降りた後に車内に残っているかどうかを検出してドライバーに警告します。

 また、車内のコミュニケーションを円滑にする装備として、1列目シートからリアシートの様子が分かる広角カメラや相互に声を聞けるスピーカー機能も搭載されます。

 今後の展開として、ヒュンダイは新型スターリアをベースとした特殊車両を計画しており、リムジンやキャンピングカー、救急車などを発売する予定です。また、環境性能を向上させた仕様も計画しています。

※ ※ ※

 一方、日本市場にはトヨタの高級ミニバンとして「アルファード」が存在しますが、海外市場へ目を向けると2021年現在中国や東南アジア諸国など幅広い地域でアルファードの正規販売がおこなわれています。

 そして、これらの地域で正規販売ルートを持つヒュンダイが新型スターリアを導入したら、アルファードと競合する存在になるかもしれません。

 新型スターリアは現在韓国で事前予約が受け付けられていますが、グローバルでの新型スターリアの導入国については「一部の市場」としか明らかにしていません。

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みんなのコメント

35件
  • 打倒アルファードなるか!?
    って言ってもね~?
    ま、目標は高く掲げてもいいだろうけどさ。
  • もれなく炎上が付いてます。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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