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チームプレーでルクレールが今季7度目のポール獲得。角田裕毅は殊勝の8番手|F1第12戦フランスGP

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チームプレーでルクレールが今季7度目のポール獲得。角田裕毅は殊勝の8番手|F1第12戦フランスGP

 ポール・リカール・サーキットを舞台にF1第12戦フランスGPの予選が行なわれ、ポールポジションをシャルル・ルクレール(フェラーリ)が獲得した。

 フランスGPは初日から暑いコンディションが続き、予選セッションが開始される現地16時00分の時点でも気温は31度、路面温度55度という状況だった。

■アルファタウリのガスリー&角田、F1フランスGPで投入の大型アップデートに好感触「シャープに走れる!」

 18分間の予選Q3が開始されると、バンカータイムを出すべく各ドライバーが続々とコースイン。地元戦となるピエール・ガスリー(アルファタウリ)は観客から拍手で迎えられた。

 まずはルクレールがトップとなる1分31秒727をマークし、フリー走行3回目にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が記録したタイムを悠々と超えていく。そこから遅れてフェルスタッペンもアタックを実施したが、ルクレールから0.164秒遅れの2番手となった。

 各ドライバーは一度ガレージに戻り、セッションが3分を切ると上位タイムを記録していたフェラーリ勢やランド・ノリス(マクラーレン)を残して再びコースイン。Q1のラストアタックに出た。

 フェルスタッペンはユーズドタイヤで出たこともあり、タイムを上げることなくチェッカー。ルクレールがQ1をトップタイムで通過した。

 ミック・シューマッハー(ハース)はQ2通過タイムを記録したものの、ターン3でトラックリミット違反。タイム抹消となったことで、最終アタックでスピンを喫していたアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が代わって15番手で突破となった。

 16番手にはガスリー。今回はアップデートを持ち込んでのレース週末となったものの、最終アタックを走り切ることなく、ピットにマシンを戻していた。

 ガスリー以下ランス・ストロール(アストンマーチン)、アタック中で大きなスナップがあった周冠宇(アルファロメオ)、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がシューマッハーと併せて脱落となった。

 15分の予選Q2が開始。Q2の最初の走行では、レッドブル勢とマクラーレン勢を除くドライバーがユーズドタイヤでタイム計測を行なった。

 カルロス・サインツJr.(フェラーリ)とケビン・マグヌッセン(ハース)はQ2進出を果たしたものの、パワーユニット交換のペナルティによりグリッド最後尾が決まっているが、ふたりともタイム計測は実施。サインツJr.はタイミングをずらしたアタックで、フェルスタッペンが記録していた1分31秒990のトップタイムを0.909秒も上回る1分31秒081を叩き出し、存在感を見せつけた。

 各ドライバーは一度ガレージにマシンを戻し、Q2ここまでユーズドタイヤを履いていたドライバーも新品に履き替え、残り4分を切る段階からトップ2のサインツJr.とフェルスタッペンを除く13台が続々とコースへ姿を現した。

 新品タイヤを履いたドライバー達は軒並みタイムを上げ、タイムシートが目まぐるしく動いていく。フェラーリ勢とレッドブル勢がトップ4を占め、5番手以下はメルセデスを含めた混戦模様となった。

 6番手には好調続くフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)。一方でもうひとりの地元戦であるエステバン・オコンは12番手でQ2敗退となった。

 ここでもタイム計測を続けたマグヌッセンが8番手に飛び込み、角田裕毅(アルファタウリ)は10番手でQ3へコマを進めた。

 ダニエル・リカルド(マクラーレン)は、角田から0.086秒という僅差で11番手敗退。オコン以下、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)、アルボンがここで姿を消した。

 ポールポジションを決める12分間のQ3が開始。ルクレールにトウ(スリップストリーム)のアドバンテージを与えるべく、サインツJr.もコースイン。一方でマグヌッセンはガレージに残った。

 最初の走行では残りの新品タイヤがラスト1本となっているドライバーも多いことから、ユーズドタイヤを履くドライバーも多かった。

 ルクレールはミストラルストレートでサインツJr.のトウを使いQ3トップタイムを記録したものの、Q2でサインツJr.が記録したタイムには届かず、2番手フェルスタッペンとも0.008秒というタイム差。ただトップ2のルクレールとフェルスタッペンが飛び抜けて速く、3番手セルジオ・ペレスはトップから0.431秒差だった。

 残り4分というところで、9名が再びコースイン。1回目でユーズドタイヤを履いたドライバーも新品タイヤを履き、サインツJr.は再びルクレールの”風よけ”役として走った。

 ペレスを先頭に角田、アロンソ、フェラーリ勢、フェルスタッペン、メルセデス勢、そしてノリスの順でタイム計測を開始。

 ルクレールはミストラルストレート後半でサインツJr.のトウの恩恵を得て、週末唯一の1分30秒台となる1分30秒872を記録。フェルスタッペンは0.304秒届かず、ルクレールの今季7度目のポールポジションが確定した。

 3番手にはペレス。ハミルトンが4番手となったが、メルセデスに割って入るようにノリスが最終アタックで順位を上げ5番手。ジョージ・ラッセル(メルセデス)が6番手となった。

 7番手にアロンソ。角田はアゼルバイジャンGPと並ぶ今季自己最高位タイとなる8番手を獲得した。

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みんなのコメント

1件
  • アンチフェラーリがライフを気にするのが笑える
    7レース使う筈が5~6レースで駄目になる、主にICEよりタービンが つまり5レースまでは問題無く使え克つ予選の一回や二回は全く問題無い、夏休み開けのスパには解決されるたろうし そう成れば後ろからはサインツが近づき前のルクレールは逃げて行く、一度でもリタイアしノーポイントになればその差は無いに等しく マックスとホーナーは不安な表情だった、今トップ争いは
    フェラーリはレッドブルのソレを期待し
    VS
    レッドブルはフェラーリのPU耐久力向上延期に期待する
    構図に成っている
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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