レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGP決勝を2位で終えたが、ポジションを落とす原因となったピットストップのタイミングについて、チームの判断が正しかったのか見直すよう求めた。
アゼルバイジャンGPの決勝レースを2番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、早々にシャルル・ルクレール(フェラーリ)を攻略。首位に立った。
■渾身の”逃げ”を成功させ、アゼルバイジャンGPを制したペレス。ウォールにヒットも無傷「運がよかった」と安堵
しかし10周目のターン6でニック・デ・フリーズがイン側のウォールに衝突し、左フロントサスペンションを破損。コースサイドにマシンを止めてしまった。
レッドブルはこの周の終わりにフェルスタッペンをピットインさせたが、彼がピットを出るタイミングでセーフティカー(SC)が出動し、マシンの回収作業が行なわれることになった。
当然、まだピットストップを済ませていなかったマシンは、これを機にピットに雪崩込んだ。結果的にSC中にピットストップを済ませたチームメイトのセルジオ・ペレス、ルクレールに抜かれ、フェルスタッペンは3番手に後退した。
フェルスタッペンはすぐにルクレールを抜き直したが、ピットストップのタイミングを誤ったことが自身のレースにダメージを与えたと感じ、チームが見直すべきことだと話した。
「クルマが止まっているのが見えたので、もしかしたらロックアップしてしまったのかもしれないと思った」
そうフェルスタッペンは語った。
「後から考えると、見直すべきことだと思う。(レース中は)見えなかったけど、明らかに(デ・フリーズが)片方のホイールが損傷しているのが分かったし、たとえリバースギヤに入れて逆走してもピットまで戻れなかったようだった」
「それが、その後の僕のレースに影響した」
「スクリーンで見たらそれが分かるけど、ホイールがきちんとクルマについているかは分からなかった。もちろん、チームにはもう少し詳しい情報がある。僕が言ったように、何か違うことができたのかどうかを調べることになるだろう」
「ピットインの指示がいつ出たのかもわからないし、今のところ何とも言えないよ」
フェルスタッペンはその後、ペレスとの差を縮めようとするあまり、タイヤを消耗してしまったという。
「セーフティカーが出た後は、チェコにプレッシャーをかけてDRSを狙おうとした。一度はあと一歩のところまでいったんだ」
「長いスティントの序盤に、タイヤを痛めすぎてしまったみたいだ。だからある時点で落ち着いて、最後までタイヤが保つように自分なりに工夫したんだ」
「でもコーナー進入から中盤にかけてのバランスが難しかった。このコースはそこにたくさんのタイムがあるんだ」
「オーバーステアと、アンダーステアに悩まされていた。だからレース中も、ステアリングホイールでいろいろなことを試して、マシンのフィーリングやバランスを改善するように努めたんだ」
「レース終盤には、いい妥協点が見つかったと思う。最後の10ラップはかなり力強かったし、クルマやその挙動に満足できた」
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