ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが、MotoGPの第3戦ポルトガルGPのフリー走行2回目でトップタイムを記録。このレースで久々の復帰を果たしたレプソル・ホンダのマルク・マルケスが総合6番手となった。
舞台をヨーロッパへと移した2021年のMotoGP。欧州戦の始まりは昨シーズンMotoGPを初開催したアルガルヴェ・サーキットからとなった。
■マルケスだって人の子です! 長期療養明けのレース復帰に「ナーバスになっている」と認める
上空には黒い雲がかかり、直前のMoto3クラスFP2では一部で降雨もあったが、MotoGPクラスのセッション時間はなんとか天候が回復した。
FP2はセッション終盤にアタックが繰り広げられると、FP1から大きくタイムが短縮。初日総合トップのバニャイヤのタイムは1分39秒866と、FP1トップからは2秒以上短縮した。僚友のジャック・ミラーは5番手タイムだった。
総合2番手タイムはヤマハのファビオ・クアルタラロ。タイムは1分39秒904で、バニャイヤとクアルタラロのみが1分39秒台に入れてきた。チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは7番手タイムだった。
3~4番手にはスズキのジョアン・ミルとアレックス・リンスが続いている。
9ヵ月ぶりのMotoGP復帰となったマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)だが、彼はセッション序盤から積極的に走行。ラストアタックではグリップを失いそうになるマシンを巧みにコントロールし、総合6番手タイムを記録する速さを見せた。
総合8番手に入ったヨハン・ザルコ(プラマック)には、チェッカー後にトラブルが発生。マシンから煙が上がってしまい、消火作業を受けなければならなかった。なおマシンをマーシャルに託したザルコはミラーのマシンに相乗りする、おなじみの“ミラータクシー”でガレージへと戻っている。
総合10番手に入ったLCRホンダの中上貴晶だが、彼はセッション開始から数分のタイミングでホームストレートでクラッシュ。マシンは大破し、彼も腕を痛めたような仕草を見せた。しかし中上は、メディカルチェックを受けるとセッション終盤に復帰し、痛む身体を押して10番手タイムを記録してみせた。
ペトロナス・ヤマハSRTのバレンティーノ・ロッシとフランコ・モルビデリはFP2も苦戦が続いており、それぞれ総合15番手、19番手タイムに留まっている。
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