もくじ
ー EVの「SVR」化 加速最優先にはせず
ー I-PACE SVR 「ならでは」の特徴とは
EVの「SVR」化 加速最優先にはせず
ジャガー・ランドローバー幹部によれば、ハイパフォーマンス・バージョンのジャガーI-PACE SVRや他のパフォーマンス志向のEVは、0-100km/h加速だけを重視するわけではないようだ
I-PACE SVRや他のスペシャル・エディションの「プロジェクト」カーについて、様々な憶測が流れている。
生産計画責任者のハンノ・カーナーがしぶしぶ認めたところによれば、すでに社内チームが指示を受け、それらのクルマの開発を始めているという。
「われわれはEVをどう『SVR』化するか自問自答しました」とカーナーは言う。
「0-97km/h加速を1.8秒にすることも可能です。これはいいアピールポイントになりますが、1、2回それを試したところで、飽きるかもしれません」
I-PACE SVR 「ならでは」の特徴とは
カーナーは、I-PACEの50:50という重量配分や、標準的なクルマとして可能な限り理想的にセットアップされた動力特性を挙げた。I-PACEにも現行のSVRモデルと同様のチューンアップが行われるが、特徴的な電動パワートレインの特性は配慮されなければならない。
「あまりに速くても運転することができないだけだと心しておかなくてはなりません」とカーナーは言う。「かんたんに引き出せるトルクとパフォーマンスは、トレーニングを積んでいないドライバーには過分です。一種の制限のようなものをかける必要があるのかもしれません。ドライビング・コースなどに行くまではパフォーマンスにリミットを設けるといった形でです」
カーナーはここでハイパフォーマンス・バージョンのI-PACEの話をいったん止めた。代わりに強調し始めたのは、会社の意志さえあれば、SVR(パフォーマンス志向)、SVX(オフロード志向)、SVA(ラグジュアリー志向)のどのバージョンも作ることができる、I-PACEのポテンシャルの高さだった。
「おそらく、われわれが取れる手法はひとつではありません」と彼は言う。「しかし確実に、パフォーマンスEVとして開発する余地は残っています」
今年後半には、I-PACEのワンメイク・レースであるeTrophyレーシング・シリーズが開催される。SVRバージョンのI-PACEは初めのうちは、これと密接に関わることになるだろう。SVAバージョンは、ジャガーXJがジャガーを代表するモデルとして確立された後、登場すると思われる。
ジャガーは、有名な自動車メーカー間の熾烈な競争に勝ち抜いて電動SUVの分野でリーダーシップをとるべく、アウディ(やアウディE-tron)やBMW、メルセデス・ベンツに先んじてI-PACEを市場に投入する。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
2024年版 乗り心地が良すぎて昇天する最新「高級車」 10選 羨望のラグジュアリーカー
【日本のEV界隈で、一人勝ちするのも仕方なし】 2年連続で国内EV販売首位を獲得! 予想以上の快進撃をみせる日産サクラ、売れ続けてしまう納得の理由とは?
斬新デザインの[新型エクストレイル]爆誕!? ヘッドライトどこなの!? 日産本気のコンセプトカー4台イッキ見【北京ショー】
ボックスシートが2つある! 広い車内をフルに活かしたフィアット デュカトがベースのキャンパー
新型「Eクラス」のPHEVは、バーゲンプライスの998万円から。メルセデス・ベンツの本気がうかがえる「Sクラス」級の走りとは
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?