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GTワールドチャレンジ・ヨーロッパの2025年カレンダー発表。バレンシアとザントフォールトが復活

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GTワールドチャレンジ・ヨーロッパの2025年カレンダー発表。バレンシアとザントフォールトが復活

 ステファン・ラテルが率いるSROモータースポーツ・グループは6月28日、『トタルエナジーズ・スパ24時間』が開催されているベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで年次記者会見を開き、2025年のファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWS(GTWCヨーロッパ)のシーズンカレンダーを発表した。

 例年ヨーロッパ地域を中心にスプリント・カップ5戦、エンデュランス・カップ5戦の合計10ラウンドを転戦するシリーズは、来シーズンも引き続き年間10戦を維持する。この中にはもちろん、今年100周年を迎えた伝統のスパ24時間レースも含まれている。

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 新しいカレンダーにはいくつかの変更点が見られるが、注目すべきはザントフォールトとバレンシアが復活したことだろう。一方でマニ・クールとホッケンハイムの両スプリント・カップ・ラウンドが来シーズンのカレンダーから外れることとなった。

 また、2年連続でバレンティーノ・ロッシが母国優勝を飾っているミサノは、引き続きシリーズに残るものの開催時期が5月から7月に移り、スパ24時間レース後のシーズン後半戦のオープニングに位置づけられた。

 その5月にはブランズハッチ、スパ24時間のプロローグ(公式テスト)、ザントフォールト、6月初旬にまたがるモンツァがタイトに押し込まれている。来年のスパ24時間は6月26~29日に行われ、7月のミサノ以降はニュルブルクリンク、バレンシア、バルセロナが月1ペースで行われ、現在TBCとなっているエンデュランス・カップの最終戦が11月に行われる場合は、このペースが最後まで続くこととなる。

 今季、シリーズ初開催されるサウジアラビアのジェッダでの実施が有力視される2025年の最終戦は、現在のところ10月24~26日または11月20~22日というふたつの可能性が示されている。

 SROの年次記者会見で公開された2025年のレースカレンダーは以下のとおりだ。

■ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWS
2025年シーズンスケジュール(6月26日付)
RoundDateCircuitFormat**3月10~11日プロローグ(公式テスト)**Rd.14月11~13日ポール・リカールエンデュランス・カップRd.25月2~4日バランズハッチスプリント・カップ**5月13~14日スパ24時間プロローグ**Rd.35月16~18日ザントフォールトスプリント・カップRd.45月30日~6月1日モンツァエンデュランス・カップRd.56月26~29日スパ24時間エンデュランス・カップRd.67月18~20日ミサノスプリント・カップRd.78月29~31日ニュルブルクリンクエンデュランス・カップRd.89月19~21日バレンシアスプリント・カップRd.910月18~12日バルセロナスプリント・カップRd.1010月24~26日 or11月20~22日TBCエンデュランス・カップ

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