レッドブル新代表はトップレベルだ！ レーシングブルズ新代表が元上司に太鼓判「特に人付き合いが非常に上手」

　レーシングブルズのアラン・パルメイン代表は、新たにレッドブルのチーム代表に就任したローレン・メキーズは適切な人材だと太鼓判を押した。

　レッドブルがクリスチャン・ホーナーをチーム代表から電撃解任したことで、新たにメキーズがチーム代表に就任。これによって空いたレーシングブルズの代表には、レーシング・ディレクターのパルメインが昇格した。今週末のベルギーGPは、両チームが新たな体制で臨む最初のレースとなる。

　レッドブルは過去18ヵ月間で競争力が低下しており、スタードライバーであるマックス・フェルスタッペンの長期的な将来に疑問符がついている。そんな中でメキーズは、低迷したジャガーからチームを引き継いで再建し、2度の黄金期を築いたホーナーの後任という、難しい役割を担うことになる。

　しかし、過去1年半にわたってレーシングブルズでメキーズと協力してきたパルメインは、メキーズがそれにふさわしい資質と経験を備えていると述べている。

「正直、彼ら（レッドブル）は素晴らしい人物を手に入れたと思う」

　motorsport.comの独占インタビューで、パルメインはそう語った。

「彼は人付き合いが上手な人だ。レーサーでもあり、レースのことはよく知っているが、特に人付き合いが非常に上手なんだ」

「私はF1で36年間、多くのチーム代表と働いてきたが、彼はその中でもトップクラスだ」

　パルメイン自身は、伊ファエンツァと英ミルトンキーンズにあるレーシングブルズのふたつの拠点を往復しチームを率いてくことになるが、自身の役割について次のように付け加えた。

「私にとって、重要な役割を引き継ぐのは大変なことだが、ファエンツァとミルトンキーンズには非常に強力なマネジメントチームが存在する。彼らは本当に素晴らしいんだ」

「私は彼らをよく知っている。なぜなら、過去18ヵ月間そのマネジメントチームの一員として働いてきたからだ。彼らは移行期をサポートしてくれている。しかし、私が言っているように、レッドブルは彼らを率いるにふさわしい非常に優秀で能力のある人物を獲得している」

　メキーズは一定の評価期間を経て、レッドブルに独自のカラーを加える可能性があるが、パルメインはレッドブルとレーシングブルズが引き続き規則の範囲内で可能な限り密接に協力し、継続性を確保できると考えている。

　レーシングブルズは現在、サスペンション部品とトランスミッションをレッドブルから調達しているが、2026年からはレッドブル・パワートレインズ製のパワーユニットを使用することになる。

「（メキーズのレッドブル代表就任は）とても助けになるだろうが、ローレンとクリスチャンもよく協力していた」とパルメインは述べた。

「シナジーはうまく機能しており、規制の範囲内でそのシナジープログラムを継続していく」

「我々は時々ミルトンキーンズに滞在するが、私がファエンツァにいるときはミルトンキーンズの技術チームがシナジー関連の仕事を担当するため、そこには何の問題もないと考えている」

Comments

[m2_********]

ヤる気にさせる上司か…
前任は逆というか偏ってンだっけ？w