チューニングカーによる合法ストリートレース!
SPOON代表“世界のイチシマ”が参戦!!
「絶対にぶつけられないフルカーボンFD3S登場!」心臓部は3ローターツインターボで700馬力を発生!
やってきましたマカオGP。すでに55回!の開催を数え、アジア圏ではもっとも伝統と格式のあるインターナショナルレースと言っていい。
ここでのメインレースはF1ドライバーへの登竜門とも言えるF3であり、2008年当時はヨーロッパで最も人気を集めていたツーリングカーレースのWTCCであったが、OPTION的にはそうじゃない。スリックタイヤを履いたパワー自慢のチューニングカーが争う『ロードスポーツチャレンジ』に注目だ。
他のカテゴリーと同じくレースの形態はとっているけど、エスケープゾーンほぼ皆無の閉鎖した公道をチューニングカーが全開で走るもんだから、イリーガルな雰囲気がプンプン。そこに殴り込み(!?)をかけたスプーンNSX-R GT改+市嶋サンの戦いぶりをレポートしよう。
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KEY PERSONSはこの3人!
スプーン代表“荻窪のタッツー”こと
Tatsuru Ichishima
1990年に続き、NSXで18年ぶりのマカオGP参戦を果たした市嶋サン。ひとたび運転席に収まると、普段の温和かつユーモラスな性格が一変!? 50ン歳(当時)とは思えないアグレッシブな走りでライバルたちを蹴散らす!
MAN AUTO PARTS代表
Man Ting Cheung
全面的なバックアップを行ってくれた香港のチューニングショップ“マン・オートパーツ”。市嶋サンと20年来の友人というマンさんは、とにかく明るくてパワフル。上位入賞を狙う上で欠かせない強力なサポーターだ。
ロードスポーツチャレンジ仕掛人
Freddie Chen
FIAから走行枠を買い上げ、マカオGPで“チューニングカーによる公道レース”を実現。ASCC=アジアスーパーカーチャレンジなども主催する、スーパーカークラブ香港(www.supercarclub.com)の番頭役を務める。
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コースアウト即クラッシュ! のデンジャラスコース
マカオGPの開催期間中だけ、一般公道を閉鎖して誕生する『ギアサーキット』。全長6.12kmのコースは、メルコヘアピンを立ち上がってからスタート/フィニッシュラインを通過して、リスボアコーナーに至るまでの“海側=高速セクション”と、その先のアップダウン&ブラインドコーナーが連続する“山側=テクニカルセクション”に大きく2分することができる。
名物コーナーとして知られるのは、決勝スタート直後にダンゴ状態のマシンがレコードラインを狙って殺到し、これまで幾度となく多重クラッシュの舞台となった『リスボア』と、歩くようなスピードまで車速を落とし、ステアリングを右にめいっぱい切り込んでクリアする『メルコヘアピン』だ。
また、コース幅は最小7mで全セクションにわたってガードレールが両サイドに迫り、基本的にエスケープゾーンはナシ。さらに、一般公道だけに路面はバンピーかつグリップレベルもそれなり。つまり、ワンミスが即クラッシュを招くという、ドライバーにとっても観客にとっても、思わず手に汗を握るエキサイティングなサーキットなのだ。
ココを全開で攻めるヤツらはハンパじゃない…。
●PHOTO:小林克好(Katsuyoshi KOBAYASHI)&TEXT:廣嶋健太郎(Kentaro HIROSHIMA)
●取材協力:スプーン 東京都杉並区荻窪5-2-8 TEL:03-3220-3411
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