ミサノ・サーキットで行なわれているMotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGP。Moto2クラスの予選が実施され、サム・ロウズ(Elf Marc VDS Racing Team)がポールポジションを獲得した。
エミリア・ロマーニャGPの週末は雨模様となっていたが、予選前に雨が止んだことで、路面は各クラスの予選を通じて徐々に乾いていく形に。Moto2クラスの予選が行なわれる際には、走行ラインもかなり乾いていた。
■MotoGPエミリア・ロマーニャ予選:チャンピオン決定阻止を目指すバニャイヤがポールポジション! クアルタラロQ1敗退
IDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍は、FP3までの総合タイムで7番手タイムを確保。予選Q2へ直接進出を決定した。
各車がスリックタイヤで出走した予選Q1だが、転倒が続出。マルコ・ベッツェッキ(SKY Racing Team VR46)やトニー・アルボリーノ(Liqui Moly Intact GP)を筆頭にクラッシュが続いたことで、セッション中盤にはイエローフラッグが断続的に振られる状態となってしまった。
セッションをリードしたのはホルヘ・ナヴァッロ(+EGO Speed Up)。彼は序盤にトップタイムを記録すると、その後も自己ベストを更新して、トップでQ1を通過した。Q2へ進んだ他3名はアルベルト・アレナス(Aspar Team Moto2)、エクトル・ガルソ(Flexbox HP40)、ボー・ベンスナイダー(Pertamina Mandalika SAG Team)だ。
予選Q2でもQ1と同じように転倒が多く発生。小椋や、タイトルを争っているラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)も転倒してしまった。
またジェイク・ディクソン(Petronas Sprinta Racing)が残り6分頃に転倒した際には、まだマーシャルやライダーの退避も済んでいないところに、チームメイトのジャビ・ビエルへが転倒してマシンが突っ込んでくる……というヒヤッとする場面も見られた。
こうした難しいコンディションでの走行で速さを見せたのは、サム・ロウズ。最後のアタックで1分36秒510をマークして僅差でナヴァッロを破り、今季6度目のポールポジションを獲得した。
2番手はQ1を突破してきたナヴァッロ、3番手にはアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)が続いている。
ポイントランキング首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)は、このコンディションでタイムを伸ばせず、最終的に14番手。タイトル争いのライバルであるラウル・フェルナンデスは9番手と、先行を許してしまった。
小椋はセッション中盤の転倒後、再びアタックに向かうことはできず。序盤に記録した1分39秒687で予選を終了し、決勝は18番手からのスタートとなった。
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