KONDO Racingが主催するスポーツイベント、「イイコトチャレンジ2024」が2024年1月14日、神奈川県横浜市の日産スタジアムで開催された。ベストカーWeb編集部もチームを組んで参加してきたのでレポートしよう。
文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/ベストカーWeb編集部
苦しくも楽しい「イイコトチャレンジ」! 1本のタスキをつないで日産スタジアムを連続「5時間」走り抜けた!!
■イイコトチャレンジの目玉は「5時間リレーマラソン」!
イイコトチャレンジの会場となる日産スタジアム
イイコトチャレンジは2009年にスタートし、今回で11回目を迎えたスポーツイベント。2020年の第10回大会終了後に新型コロナウイルス感染拡大により、3年間休止されていたのだが、今回は4年ぶりの開催となった。
開催種目は5時間リレーマラソンがチームで競う一般の部と企業対抗の部のふたつ、個人で参加するハーフマラソンと小学生ラン(600m/1km)。各々、1周約1592mの日産スタジアム外周を走り続ける。
イイコトチャレンジの代名詞でもある5時間リレーマラソンは、5時間以内に日産スタジアム外周を何周できるかを競い合う。参加するチームは1~9名で参加可能で、参加者は1周以上走らないと次の走者にタスキを渡すことができない。
ひとりで連続して何周走ってもOKで、時間内に何回交代してもOKというルールになっている。速いタイムを出せる選手が多めに走ったり、出走順もその5時間以内で自由に変更できたりする。つまり、ひとりで5時間を走り続けることもOKなのだが、あらかじめ登録していたメンバー以外の出走は失格となる。
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■KONDO RacingのスーパーGT300用マシンのGT-Rも展示
スタジアムの外にはKONDO Racingのブースをはじめ、さまざまなスポンサー企業が出展ブースを構えていた
日産スタジアム外には、大会を主催するKONDO Racing Teamがチームのグッズやミニカーの販売とスタンプラリー抽選コーナーや大抽選会応募箱を設置するブースが出展。同チームのGT-R NISMOスーパーGT300レースマシンも展示された。
また、大会スポンサーを務める横浜ゴム、日産自動車大学校、UDトラックスなども出展ブースを構えていたほか、神奈川県警の所有するR33スカイラインGT-Rや白バイなども展示され、参加ランナーたちの目を楽しませていた。
このほかにもシートベルト着用の大切さを学べる「ロールオーバーシミュレータ体験」や、体力測定コーナー、スポーツチャレンジコーナーなど親子で楽しめるコンテンツも多数用意され、参加者の家族たちも気軽に参加できる雰囲気だった。
■1km4分を切るタイムでLAPを重ねていくベストカーWebチーム
表彰台3位以内を狙って5時間リレーマラソン企業対抗の部に参加したベストカーWebチーム
当日、ベストカーWebチームは7名で5時間リレーマラソン企業対抗の部に参加。この日は前日の雨も上がり、朝からおだやかに晴れ渡って絶好のレース日和。が、北風が強くて日陰に入るとかなり寒い感じの天候だった。狙うは同大会実行委員会KONDO Racingの近藤真彦3位表彰台だ!
午前10時、いよいよ5時間リレーマラソンがスタート。最初の1周目のみスタジアム内周を走るため、第1走者は約2kmを走ることになる。
ベストカーWebチームはこの日のために健脚を誇るベストメンバー7名でチームを構成。当初は7名が順番に走る出走順を守ってほかの6名が走っている間は約30分休めるようにした。
1周約1.6kmの日産スタジアム外周路をどのくらいのペースで走ったかというと、おおむねひとり5分10秒~6分のタイムで周回を重ねていった。
1kmのLAPタイムでいうと、だいたい4分を切るくらいの設定タイム。フルマラソンで3時間を切るためには1kmを4分15秒以内で走らないといけないので、それよりも速いペースということになる。
ちなみに正月の風物詩である関東の大学で競い合う箱根駅伝の走者は1km3分を切るタイムで走る。人間じゃないな、こりゃ……。
個人的に長距離走を嗜んでいる私がベストLAP5分19秒だったので、1kmを4分切るタイムでゆうに走っていた。と、簡単に書いたけど、このほぼ全力疾走が30分おきにくるという壮絶なインターバル走トレーニングってこと。いや、マジでこれはかなりキツいですぞ……。
■レース終了30分前までは3位だったのだが……
ゼッケン442をつけてタスキをつなぐベストカーWebチーム。終了30分前まで3位をキープしていたが最後に4位チームにまくられる結果に
わがベストカーWebチームは途中から1周5分10秒で走れるチームトップの走者を3人おきで走ってもらう戦略にシフト。この戦略が功を奏したのか、終了30分まで表彰台3位をキープしていた。
この時点で4位のチームとの差はわずか40秒。う~む、こりゃ油断すると表彰台は危ういかも。
で、結局その予感は悪いほうに的中。4位チームはラスト3周をなんと1周4分40秒ペースで走り抜け、最終的にベストカーWebチームに1分30秒差をつけて逆転で3位に入ったのだった。えげつなー。
あとちょっとのところで表彰台獲得を逃してしまったのだが、イイコトチャレンジの5時間リレーマラソンは最高に楽しくて走りがいのあるイベントなのは間違いない! 来年はリベンジを果たすぜ!
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