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S耐第6戦岡山のPPはGr.1がポルシェセンター岡崎911、Gr.2はTRACY SPORTS RC350が獲得

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S耐第6戦岡山のPPはGr.1がポルシェセンター岡崎911、Gr.2はTRACY SPORTS RC350が獲得

 10月15日、岡山県の岡山国際サーキットでENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第6戦『スーパー耐久レース in 岡山』の公式予選が行われ、11月16日の午前に決勝レースが行われるグループ2はST-3クラスの63号車TRACY SPORTS RC350TWS(阪口良平/久保凜太郎/水野大)、午後にスタートするグループ1はST-Xクラスの16号車ポルシェセンター岡崎 911 GT3R(永井宏明/上村優太/伊藤大輔)がポールポジションを獲得した。

 2022年シーズンもラスト2戦を迎え終盤戦を迎えているスーパー耐久。今回の第6戦は日曜日の決勝が2グループ3時間ずつのレースで争われることから、公式予選も13時20分からのグループ2(Gr.2)、14時45分からのグループ1(Gr.1)と分けて行われた。

【順位結果】2022スーパー耐久第6戦岡山 公式予選

 まず行われたグループ2予選はST-3、ST-4、ST-5、ST-Qから28号車ORC ROOKIE GR86 CNF Concept、32号車ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept、55号車MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept、61号車Team SDA Engineering BRZ CNF Conceptが参加して予選が行われた。

 前戦となる第5戦では台数調整のために不参加クラスとなり1戦ぶりの参加となるST-3は、Aドライバー予選は63号車のレクサスRC350を駆る阪口良平が1分39秒238でトップタイムをマーク。タイトルを争う52号車埼玉トヨペット GB クラウン RSの服部尚貴が1分39秒822で2番手、39号車エアバスターWINMAX RC350 55ガレージ TWSは冨林勇佑がアタックし1分40秒035で3番手につける。

 続くBドライバー予選では、服部からステアリングを引き継いだ52号車の吉田広樹が1分39秒292でトップに。2番手には25号車raffinee日産メカニックチャレンジZを駆る富田竜一郎が続くも、63号車の久保凜太郎が1分39秒856をマークし3番手に入り、A+Bドライバーの合算タイムで3分19秒094となりグループ2のポールポジションを獲得した。

 ST-4のAドライバー予選でトップタイムをマークしたのは、1分43秒216を記録した884号車シェイドレーシングGR86を駆る石川京侍となり、2番手に86号車TOM’S SPIRIT GR86の河野駿佑が1分43秒567で続いた。しかし、Bドライバー予選では86号車の松井孝允が1分42秒895でトップ、884号車の国本雄資が1分43秒670で2番手となった。この結果、合算で3分26秒462を記録した86号車がクラスポールを奪っている。

 15台で争われるST-5のAドライバー予選では、まず88号車村上モータースMAZDAロードスターの村上博幸が1分48秒829で首位につけると、Bドライバー予選では65号車odula TONE HERO’Sロードスターにトップの座を譲ったものの、88号車は2番手に続き、合算で3分37秒320を記録して65号車を下してみせた。

 グループ2予選の後にはST-X、ST-Z、ST-2、ST-Qから3号車ENDLESS AMG GT4、244号車ニッサンZ Racing Conceptが参加するグループ1の公式予選セッションが行われた。

 FIA-GT3車両が争うST-XのAドライバー予選では、スーパーGTでも活躍する永井宏明がステアリングを握る16号車ポルシェセンター岡崎 911 GT3Rが1分30秒571というトップタイムをマークし、1分31秒589で2番手に続いた777号車D'station Vantage GT3の星野敏を1.018秒引き離す速さを披露する。

 続くBドライバー予選では、23号車TKRI松永建設AMG GT3を駆る元嶋佑弥が1分29秒048を記録してトップで終え、777号車の藤井誠暢が1分29秒933で2番手、31号車DENSO LEXUS RC F GT3の小高一斗が3番手に続く。永井から16号車ポルシェを受け継いだ上村優太は1分30秒438で7番手となるも、合算で3分01秒009となった16号車がグループ1のポールポジションを手にした。

 GT4規定の車両が接戦を繰り広げるST-ZのAドライバー予選をトップで終えたのは、1分37秒271を記録した885号車シェイドレーシング GR SUPRA GT4を駆るHIRO HAYASHI。2番手に500号車5ZIGEN AMG GT4の大塚隆一郎、3番手にこの岡山からMY CARS CSIRacingとして参戦することになった310号車HIRIX★EIKO GT4が続いた。

 885号車は続くBドライバー予選でも平中克幸が1分36秒121で首位となり、A+Bドライバーの合算タイムで3分13秒392を記録しクラスポールポジションを獲得。2番手に310号車、3番手に500号車が続いている。

 ミツビシ・ランサーエボリューション、スバルWRX STI、トヨタGRヤリスで争われるST-2では、名門シンリョウレーシングチームが走らせる6号車新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10が冨桝朋広と菊地靖の手によってクラスポールを獲得。2番手にも僚友7号車の新菱オート☆DIXEL☆EVO10が続き、シンリョウレーシングが1-2となっている。

 スーパー耐久機構が認めた開発車両が参加できるST-Qクラスは、毎戦速さを披露している3号車ENDLESS AMG GT4が小河諒と川端伸太朗によるアタックで3分10秒703を記録してグループ1の8番手につけた。同じくグループ1に参加する244号車ニッサンZ Racing Conceptはグループ16番手からレースに臨む。

 グループ2に参加するST-Qでは、61号車Team SDA Engineering BRZ CNF Conceptが井口卓人と山内英輝のアタックによりグループ6番手、その直後となる7番手にはライバルである28号車ORC ROOKIE GR86 CNF Conceptが続き、今回もこの2台による熾烈な争いが繰り広げられそうだ。

 また、水素カローラこと32号車ORC ROOKIE GR Corolla H2 conceptは、いつもならMORIZOが登録されているBドライバーに、今回は石浦宏明を登録してグループ12番手につけ、55号車MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio conceptは同16番手から決勝レースに挑むことになる。16日の決勝はグループ2が8時30分、グループ1は13時30分にスタートが切られる予定になっている。

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