もくじ
ー レンジの人気者、モデルチェンジ
ー 新型イヴォーク 変更点おさらい
ー 300psのガソリン仕様に試乗
ー 「ファーストエディション」狙いめ
ー レンジローバー・イヴォークRダイナミックHSE P300 MHEVのスペック
レンジの人気者、モデルチェンジ
2011年にセールスを開始して以来(日本では2012年春に発売)、世界中の市場で累計80万台以上を販売し、210以上もの国際的な賞を受賞したという、レンジローバー・イヴォーク。
その大きな成功の理由としてまずあげられるのは、それまでのレンジローバー車はもちろん、そしてSUVにはなかった、斬新でかつ個性的なボディデザインを採用したことだろう。
機能性がとりわけ重視されるSUVの世界において、ルーフを低く描き、そしてシルエットをクーペスタイルに見せる手法は、レンジローバーにとってもある意味では歴史的な賭けであったと言ってもよい。
彼らのカスタマーは保守的なのか、あるいは革新的なのか。ここに始まるレンジローバーの賭けが見事に成功したことは、最初に触れた累計生産台数がそのすべてを明確に物語っている。
カスタマーの実に70%近くが、そのデザインからイヴォークを購入ターゲットとして選択したという事実を考え合わせると、その市場を受け継ぐ後継車、すなわちセカンド・ジェネレーションのイヴォークをデザインするために、デザインチームには相当なプレッシャーが強いられたのは想像に難くない。
もちろん最初にイヴォークが誕生した時と同じように、まったく新しいコンセプトで新世代のラグジュアリー・コンパクトSUVを生み出すという策もあったに違いないが、チームは先代イヴォークからのキープコンセプトを選択。
そして再び魅力的なデザインを持つ新型イヴォークが誕生したのだ。初代イヴォークのカスタマーには確かに、ニューモデルであることがわかるディテールの演出もなかなかに心憎い。
新型イヴォーク 変更点おさらい
新型イヴォークが、SUVとしての基本性能をさらに進化させていることは、キャビンやラゲッジルームのサイズ、あるいはさまざまな走行データからも明らかだ。
PTA=プレミアム・トランスバース・アーキテクチャーと呼ばれる新世代プラットフォームを採用し、車体の99%は新設計されたという新型イヴォーク。
ホイールベースは先代比で20mm延長され、結果リアシートのレッグルームやトランクルームは拡大されたほか、タブレットやバックなどを収納するスペースも確保。40:20:40の分割可倒式シートを倒せば、トランク容量は1383ℓにまで拡大することが可能になるというから、その機能性は十分に満足できるものと考えてよい水準にある。
2つの10インチサイズタッチスクリーンによって構成される最新のインフォテインメントシステム、「タッチ・プロ・デュオ」や、あたかもボンネットが存在しないかのようにフロント下180度の視覚を確保する「クリアサイト・グラウンドビューミラー」など、装備面での充実も新型イヴォークでは大きな話題だ。
先代モデルから乗り換えたカスタマーがさらに広くなったキャビンと同様に、まず驚かされるのはこの最新装備の数々で、そのほかAIアルゴリズムを用いてドライバーの好みや行動パターンに合わせたセッティングをサポートする「スマート・セッティング」、ワイヤレス接続で最新のソフトウェアにアップデートできる「Software Update Over The Air」も、この新型イヴォークから初採用された機能になる。
300psのガソリン仕様に試乗
先代モデルの人気を背景に、新型イヴォークは実に幅広いモデルラインナップで日本に導入されることになった。
搭載エンジンは、いずれも最新世代の2ℓの直列4気筒「インジニウム」で、ディーゼルとガソリンの2タイプを用意。
ディーゼルはD180(数字は最高出力を表している)のみで特別仕様車のファーストエディションを含めると6グレード。
一方ガソリンは、P200、P250、P300の3タイプが設定されており、この中でP300はマイルドハイブリッドのMHEVとなる。
また将来的にはPHEVの導入も検討されているとのことだ。ガソリンモデルは同様にファーストエディションを加えて11モデル。
価格レンジはP200の461万円からファーストエディションD180の821万円までかなり幅広い設定となっている。
今回試乗したモデルはP300 MHEVで、これは300psの最高出力と40.8kg-mの最大トルクを発揮する、2ℓ直列4気筒DOHCターボエンジンに、48Vのベルト・インテグレーテッド・スターター・ジェネレーターを組み合わせた、マイルドハイブリッド仕様。
全長×全幅×全高で4380×1905×1650mmというボディサイズは、SUVとしてはさほど負担にはならない。車重は2tに迫るがスタート時の動きは驚くほどに軽い。
これはもちろんMHEVを採用したことによる効果のひとつで、走行モードによっては、ガソリンとバッテリーからの電力のどちらを使用しているかの表示を確認することもできるし、また下り坂などをうまく活用すれば、徐々にEV走行が可能な距離数が増えていくから、不思議とエコ志向が強くなっていくのがわかる。
今回は残念ながらオフロードを走行することはできなかったが、オンロードでも十分に感じることができたボディの剛性感は、新型イヴォークの大きな特長といえるだろう。
ハンドリングの正確さやレンジローバーの名に恥じない素晴らしい乗り心地等々、この新型イヴォークの魅力の多くは、新しいプラットフォーム、そして強固なボディから生まれている。
ちなみにオフロードでの走破性の指標となるデータは、アプローチアングルが22.2°、ブレークオーバーアングルが20.7°、デパーチャーアングルが30.6°、渡河水深は実に600mmもある。
本格的なオフロードファンにも、この新型イヴォークは十分にその走りが楽しめる1台なのだ。
「ファーストエディション」狙いめ
とにかく早く新型イヴォークに乗りたいというのならば、2020年モデルのみの限定グレードとなる「ファーストエディション」を狙うのがベストだろう。
これはRダイナミック SEをベースに、20インチのホイールやブラックコントラスト・パノラミックルーフ等々の特別装備を加えたもの。専用色のノリータグレーが設定されているのも大きな魅力だ。
スタイリッシュなSUVとしてだけではなく、本格的なオフロード走行にも使えるモデルとして、新型イヴォークは間違いなく買いのモデルといえそうだ。
レンジローバー・イヴォークRダイナミックHSE P300 MHEVのスペック
価格:801万円
全長×全幅×全高:4380×1905×1650mm
最高速度:-
0-100km/h加速:-
燃費:-
CO2排出量:-
車両重量:1950kg
パワートレイン:直列4気筒1995ccターボ
使用燃料:ガソリン
最高出力:300ps/5500-6000rpm
最大トルク:40.8kg-m/2000-4500rpm
ギアボックス:9速オートマティック
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