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名門アルピナが放つ「流麗な4ドアクーペ」の魅力とは? 529psの“直列6気筒ツインターボ”を搭載! 新しい「B4 GTグランクーペ」は何が進化した

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名門アルピナが放つ「流麗な4ドアクーペ」の魅力とは? 529psの“直列6気筒ツインターボ”を搭載! 新しい「B4 GTグランクーペ」は何が進化した

アルピナが手がける高性能クーペが進化を遂げた

 BMWアルピナの日本総代理店を務めるニコル・オートモビルズ社は、BMW「4シリーズ グランクーペ」をベースとする新たな高性能クーペ、BMWアルピナ「B4 GTグランクーペ」の予約受付をスタートしました。

【画像】「えっ!…」これが名門アルピナならではの流麗な高性能クーペです(46枚)

 アルピナ社は、BMW社との強固なパートナーシップの下、BMW車をベースとする高性能モデルを長きに渡って開発・製造してきました。

 BMWアルピナは、高度な品質基準と安全基準を満たしながら、細部まで技術の粋を結集したモデルを継続的に量産。その確かな技術力はドイツ政府自動車局からも認められており、1983年、アルピナ社は同国の自動車製造業者として登録されています。

 今回、予約受付がスタートした「B4 GTグランクーペ」は、BMWアルピナが展開してきた流麗な4ドアクーペ「B4 グランクーペ」の後継モデルです。

 BMWアルピナにとって、「GT」のバッジは最も理想的なモデルにつけられるものであり、アルピナ社が継承してきた他ブランドとは一線を画すエクスクルーシブモデルの長き伝統を、この「B4 GTグランクーペ」も引き継いでいます。

 アルピナ社伝統のクラフツマンシップによって具現した特別なディテールによって、「B4 GTグランクーペ」は爆発的ともいえる動力性能、卓越したドライビングパフォーマンス、俊敏なダイナミクス、そして、BMWアルピナの独特なドライビングコンフォートという非凡なる性能とフィーリングを獲得しています。

 新しい「B4 GTグランクーペ」のエクステリアには、GTがスペシャルなモデルであることを明示する複数の個性が備わっています。

 小さなカナードとスプリッターによって存在感が強調されたロゴ入りのフロントスポイラーは、ブラックハイグロス仕上げのBMWアルピナ標準リアディフューザーとのセットにより、エアロダイナミクスの総合的なバランスを向上させていす。

 フロントエンドは、内部構造が一新されたヘッドライトによって、先進的な印象を強調。オプションで選択可能な“アダプティブLEDヘッドライト”は、リアに立体的なライトグラフィックが印象的な新しいBMWライトデザインを採用しています。

 足元に輝くのは、従来から継承するモダンなデザインのアルピナオリジナル20インチ鍛造ホイール。非常に繊細なスポークにはダイヤモンドカットが施されており、ロック可能なホイールハブカバーに向かってスポークの立体感が強調されます。

 なおホイールは、GT専用のデザインカラーである“オロ・テクニコ”で仕上げられており、リム部には控えめに、固有であるシルバーの「GT」レタリングがあしらわれています。

 そんな「B4 GTグランクーペ」は、多彩なカラーバリエーションも魅力的。伝統的なアルピナ・ブルーやアルピナ・グリーンに加え、BMWインディビジュアルのソリッドペイントであるファッション・グレーやブリュースター・グリーン、イモラ・レッド、同メタリックペイントのデイトナ・バイオレット、カーボン・ブラックなども選ぶことができます。

 一方のインテリアは、「GT」専用のデザインカラーである“オロ・テクニコ”を採り入れたものとなっています。

 アルピナ独自の最高級“ラヴァリナレザー”を手作業で仕上げたステアリングホイールのステッチ、アルマイト処理されたアルミニウム製のアルピナ・スウィッチ・トロニック・シフト・パドル、さらに、フロアマットやラゲッジコンパートメントマットのブラックレザーの縁取りステッチなどに“オロ・テクニコ”が使われています。

 コックピットは最新のBMW「4シリーズ グランクーペ」の構成をトレースしたものとなっています。

 ただし、アルピナの慣例に従い、センターコンソールには個別のシリアルナンバーが記載された製造番号プレートが装着されています(エンジンコンパートメントバッジにも、同じシリアルナンバーを刻印)。

 また、BMW車とは異なり、センターコンソールに備わるクラシカルな形状のギアセレクターをあえて継続採用してきた辺りは、アルピナならではのこだわりといえるでしょう。

●34psのパワーアップを実現した直列6気筒ビ・ターボエンジン

 従来型「B4グランクーペ」に搭載されていた、3リッター直列6気筒ビ・ターボ(ツインターボ)エンジンは、スムーズな出力特性で高評価を得ていましたが、最新のGTバージョンはさらに、34psのパワーアップを実現。最高出力529ps、最大トルク730Nmを発生するに至りました。

 このエンジンを生み出すために、アルピナ社のエンジニアたちは開発車両で数え切れないほどのベンチテストと実走行を実施。あらゆる走行状況において優れたパフォーマンスを発揮できるよう、独自のエンジンマッピングをさらにブラッシュアップしたといいます。結果、新しい「B4 GTグランクーペ」は、市街地でのスムーズな加速や高速道路での全開全負荷時などにおいて、ドライブトレインの優れた特性を際立たせています。

 そんな珠玉のエンジンには、8速スポーツATと可変式の全輪駆動システムが組み合わされます。電子制御式のリアLSDなどと相まって、パワーは増大したものの、それを効率的に路面へと伝達します。

 また、トランスミッションの変速プログラムも一新。「GT」の名に恥じない特性へとチューニングされています。

 これらパワートレインの進化に加え、より洗練されたシャシーダイナミクス、エアロダイナミクス、さらに最適化された新しいエクステリアデザインにより、「B4 GTグランクーペ」はパフォーマンスも向上しています。

 従来型「B4 グランクーペ」の2023/2024年モデルと比較して、0-100km/h加速タイムは0.2秒、0-200km/h加速タイムは1秒それぞれ短縮。BMWアルピナが掲げる“巡航最高速度”も4km/hアップしています。

 さらに「B4 GTグランクーペ」は、ベンチレーデットブレーキディスクと専用ブレーキパッドを採用した高性能ブレーキ・システムにより、進化した動力性能を制御するのに十分なブレーキング性能を獲得しています。

 さらに「B4 GTグランクーペ」は、アジリティを一段と高めるべく、新たなシャシー並びにサスペンションのセットアップを導入。フロントアクスルには、マウントが強化された新しいスタビライザーを採用し、動作の精度を高めています。

 これにより、可変スポーツステアリングとアクティブ・ダイナミック・ダンピング・コントロールのセットアップも大幅に変更。リア重視の完全可変4WDシステムと電子制御式LSDの新たなセッティングは、さらなる鮮烈なドライビングエクスペリエンスと正確なハンドリングを提供します。

 新しい「B4 GTグランクーペ」の価格(消費税込)は1660万円。日本でのデリバリー時期は2024年末の予定となっています。

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みんなのコメント

6件
  • suzuki
    ALPINAがずっと続いてることがすごい。 日本でたまに見かけるけど。年間生産台数の25%が日本向けとか。
  • zer********
    4グランクーペも今の型になってからあまり見かけなくなったな
    ALPINAならなおさら希少
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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