4月30日、2023年MotoGP第4戦スペインGP MotoGPクラスの決勝がスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、レッドブルKTMファクトリー・レーシングのブラッド・ビンダーは2位、ジャック・ミラーは3位でフィニッシュし、ダブル表彰台を獲得した。
前日の予選では、ダイレクトで予選Q2に進出したミラーはフロントロウ、予選Q1から這い上がってきたビンダーは4番手を獲得した。そのあとのスプリントと翌日の決勝では、ともに1周目に赤旗中断や、転倒が相次ぐ波乱のレースとなったが、ふたりが先頭でレースをけん引していく。
ポイント獲得のペドロサ「プロジェクトは強くなっているし、バイクは一歩一歩良くなっているね」/第4戦スペインGP
スプリントで優勝したビンダー、3位表彰台のミラーは決勝レースでもオープニングラップから先頭に立ち、レースを展開していく。しかし、残り4周でフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)にトップを奪われてビンダーは2位、ミラーは3位でチェッカーを受けた。
ダブル表彰台を獲得して大躍進となったふたりは、ランキングでビンダーが3位、ミラーが4位に名を連ねている。そして、同チームからワイルドカードで参戦したダニ・ペドロサの活躍もあり、レッドブルKTMファクトリー・レーシングはチームランキング2位に浮上している。
■ブラッド・ビンダー
「決勝レースをまた完走できて素晴らしい気分だ! 過去2回は失敗してしまった。堅実な表彰台を獲得できてとてもうれしいし、前に出てレースをリードできてよかった。前に出てレースをリードできたのは良かったし、仕事をやり遂げて、タイヤのエッジを台無しにしないように気をつけた方がいいと言ったけど、残り3、4周でタイヤを痛めてしまったようだ」
「最終ラップではペッコ(フランセスコ・バニャイア)を追い抜こうとしていたし、速いラップを記録できた。でも彼には脱帽だ。彼は素晴らしい仕事をしたし、最後に僕を抜いた。チームとすべてのサポーターに感謝し、次はまた挑戦するよ」
■ジャック・ミラー
「ひとつのために働かなければならなかった! 長いレースだったし、今日も赤旗で戻ってきて、同じことをしなければならなかったが、良いスタートを切ることができた。多くのライダーが特に高速の右コーナーでフロントに苦戦していた。何が起こったのかはわからないが、レースの終わり近くに本当に速いラップを刻めた」
「良いラップだと思っていたけど、彼らを引き離せなかったので、同じことをされていることはわかっていた。ブラッドもペッコも素晴らしい走りをした。クリーンで楽しいレースだった。それに参加できてとても幸せだった。もちろんKTMで初めて表彰台に上ることができたのも素晴らしい気分だ。最初は多くの人が僕たちを疑っていたけど、僕たちはすでにここにいる」
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