ザクセンリンクで開催中のMotoGP第10戦ドイツGP。Moto3クラスの予選が行なわれ、イザン・ゲバラが今季3度目のポールポジションを獲得した。
Moto3クラスでは、鎖骨骨折によって欠場が続いていた佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)が復帰。予選では鈴木竜生(Leopard Racing)、山中琉聖(MT Helmets - MSI)と共にQ2へ直接進出している。Q1スタート組の日本人ライダーは、鳥羽海渡(CIP Green Power)と古里太陽(Honda Team Asia)のふたりだ。
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予選開始時、サーキット周辺は気温31℃、路面温度は46℃と非常に暑いコンディションとなった。
Q1のアタックが進んでいくが、前半のタイムは1分27秒台と、それまでのフリー走行のベストタイムよりも遅いペース。日本勢は鳥羽、古里ともにQ2進出圏内となる4番手以内に入れないままセッションを折り返している。
Q1後半はMoto3クラスでは馴染み深い、コース上でのポジション取りでライダー同士が牽制し合う場面も。そうした中、トップタイムを更新してきたのはデニス・オンジュ(Red Bull KTM Tech3)だった。
オンジュの記録した1分26秒616が、Q1では唯一の1分26秒台となっている状況で、ライダー達はQ1最後のアタックへ向かった。
結局オンジュのタイムを更新されることはないままQ1が終了。しかしセッション終了後にトラックリミット違反でベストタイムが抹消されたことで、オンジュはQ1敗退となった。結果、Q2へ進むのはアドリアン・フェルナンデス(Red Bull KTM Tech3)、リカルド・ロッシ(SIC58 Squadra Corse)、ザビエル・アルティガス(CFMOTO Racing PruestelGP)、マッテオ・バルテッリ(QJMotor Avintia Racing Team)ら4名となった。
ポールシッターを決する予選Q2では、佐々木、チームメイトのジョン・マクフィーが序盤からハイペース。佐々木は最初のアタックで1分26秒299をマークし暫定トップに立った。さらに2番手には鈴木が続くなど、日本勢が好調な出だしだ。
セッションが折り返しとなる頃には、山中も自己ベストを更新し3番手に浮上。まだ6分以上が残っているが、日本勢が上位で3人並ぶという珍しい光景となった。
後半のアタックではダニエル・ロドリゴ(Red Bull KTM Ajo)が暫定トップタイムを更新。佐々木を2番手に蹴落とした。
ここまでノータイムとなっていたイザン・ゲバラは、セッション終了直前のアタックで、1分25秒869をマーク。レコードタイムを更新して暫定トップに立った。
最後のアタックではデニス・フォッジア(Leopard Racing)のみが、そのタイムを更新する可能性を残していたが、後半セクターでの伸びが足りず、2番手タイムに留まったため、ポールポジションを獲得したのはゲバラとなった。3番手はロドリゴだ。
Q2前半で好調だった日本勢は、こうしたタイム更新の波に飲まれた結果、4番手佐々木、5番手鈴木、6番手山中とセカンドロウに3人が並ぶ形となった。
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