現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 最高速403km/h、究極のハイパーGT「マクラーレン スピードテール」日本初公開【動画】

ここから本文です

最高速403km/h、究極のハイパーGT「マクラーレン スピードテール」日本初公開【動画】

掲載 更新
最高速403km/h、究極のハイパーGT「マクラーレン スピードテール」日本初公開【動画】

McLaren Speedtail

マクラーレン スピードテール

フェラーリ モンツァ SP1がイタリアの工業デザイン賞「黄金のコンパス」を獲得

すでに限定予約生産分がソールドアウト

マクラーレン・オートモーティブは、2020年9月14日に「マクラーレン スピードテール」を日本初公開した。価格は175万ポンドからとなっており、すでに予約販売は終了している。

スピードテールが発表されたのは、2018年10月26日。この時、美しい流線型のフォルムと、驚異的なスペックが明らかにされた。マクラーレンのアルティメットシリーズの最新モデルとして登場したスピードテールは、同社が展開する初のハイパーGTとなる。

スピードテールの最高速度はマクラーレン史上最速となる403km/h(250mph)。現代のクラフトマンシップと最新マテリアル、そしてマクラーレンが誇るビスポーク・パーソナライゼーションをブレンドさせた、比類なき1台としてデビューした。

アートとサイエンスが融合された究極のロードカー

マクラーレン・オートモーティブのマイク・フルーウィットCEOは、スピードテールについて以下のようにコメントした。

「マクラーレンがスピードテールのようなクルマを作ったことは、これまでありませんでした。当社初のハイパーGTであり、アートとサイエンスが融合された究極のロードカーです。驚異的な最高速度、アイコニックなセントラル・ドライバーズ・シート、そこに画期的なビスポーク・パーソナライゼーションが組み合わせられています」

「かつて世界最高速度を樹立した、滑らかなフォルムの『ストリームライナー』を連想させる、軽量カーボンファイバー製ボディに、革新的なハイブリッドパワートレインを搭載しました。さらに、ラグジュアリーな3シーターのコクピットは、素晴らしいドライビングエクスペリエンス、比類なき個性、これまでのどのロードカーでも見たことのない、革新的な素材が一体となった感動をお届けします」

最高出力1070psから最高速度400km/hオーバーを実現

最もパワフルかつ、最高レベルのエアロダイナミクス効率を誇るスピードテールは、かつて「マクラーレン F1」が樹立した最高速度391km/h(243mph)を上回る、400km/hオーバーの最高速度を実現。この革新的なパフォーマンスは、マクラーレンのデザインチームと技術陣が密接に連携し、エアロダイナミクス、パワートレイン、ダイナミックパフォーマンスを精緻に組み合わせることによって、達成された。

エアロダイナミクスのベースとなっているのが、ティアドロップ型コクピットと、空力レベルを最適化したボディデザイン。フロントホイールのカーボンファイバー製スタティック・エアロカバーや、ミラーに代わるデジタル・リヤビューカメラ、特許取得技術のアクティブ・リヤ・エルロンなど、革新的な装備が走行時のドラッグを極限まで低減させる。

マクラーレン独自のカーボンファイバー製「マクラーレン・モノケージ」構造を核に、総カーボンファイバー製ボディ、アルミニウム製アクティブサスペンション、カーボンセラミック製ブレーキなど、マシン全体にわたって軽量化を徹底。最高システム出力1070psを発揮する革新的なハイブリッドパワートレインを組み合わせることで、圧倒的なパフォーマンスを実現した。

このハイブリッドパワートレインは、エンジンの回転数に関わらず驚異的な加速を発揮。直線における加速はマクラーレン製ロードカーのベンチマークとなる、0-300kmh加速13秒というタイムを叩き出した。これはアルティメットシリーズにおける先代モデルの「マクラーレン P1」の16.5秒を大きく上回っている。また、この究極のスピード域に対応するために、専用タイヤ「P-ZERO」がテクノロジーパートナーのピレリによって開発された。

オーナーの好みに合わせてカスタマイズされるコクピット

スピードテールには、他の自動車では体験できないようなセンセーショナルなインテリアが用意された。ドライバーズシートはマクラーレン F1からインスパイアを受けてコクピットの中央に位置し、そのやや後方にふたつのパッセンジャーシートを配置。また、ノーズとテールの両方にラゲッジスペースが確保された。このラゲッジケース表面のカーボンファイバー、レザーと金具は、各オーナーの好みに合わせてカスタマイズが可能となっている。

2018年にマクラーレン・オートモーティブはスピードテールを予約したカスタマーを招き、英国・ロンドンでプライベートなプレビューイベントを開催。この時、最新マシンのデザインモデルがお披露目された。

スピードテール専用に開発したモルトン・エフェクトペイントが施されたナノメタリック「スピードテール・シルバー」で美しく塗装されたモデルは、インテリアにアニリン仕上げレザーと新たな軽量レザーの2種類が組み合わせられていた。

スピードテールのコクピットには豊富なパーソナライゼーション・オプションが用意されており、ビスポークを担当するマクラーレン・スペシャル・オペレーション(MSO)によって、オーナーの好みに応じてカスタマイズした世界に1台だけのマシンが提供される。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村