ルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、全チームが協力してトラックレイアウトの改善を検討すれば、F1のレースがより良いものになると考えている。
アビテブールは、今年のフランスGPが退屈なレースになったという批判を受けて、チームのエンジニアがポール・リカールのレイアウト代替案を検討したと明かした。
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F1側も、すでにグランプリを開催するサーキットのレイアウトを最適化する取り組みを行っている。BARやホンダ、ブラウンGP、ウイリアムズで働いた経験を持つ、クレイグ・ウィルソン(車両パフォーマンス部門責任者)が、2020年に新たに開催されるベトナムGPと、開催実現に向けて動いているマイアミGPのプロジェクトに密接に関与してきた。
一方、アビテブールはチームが協力し、グランプリを開催しているサーキットの改善点を指摘することができると、motorsport.comに語った。
「私がもっと取り組むべきだと思うのは、トラックの設計だ」
「毎年変わる20台のマシンに投資するのではなく、過剰な技術規則を少し減らし、トラックレイアウトをもう少し工夫した方がいいと思う」
「それぞれのトラックで、ひとつかふたつコーナーを変更する余地があると思う。その方がはるかに費用対効果が高く、スポーツにとっても良いだろう」
「彼ら(F1)が、ベトナムGPに関して多くの努力を注いできたことは分かっている。しかしそこは、F1にとって何が良いのか、我々みんなで考えられるような場所だろうか?」
アビテブールは、ルノー内部でポール・リカールのレイアウトについて研究したと話した。
「例を挙げると、フランスGPだ。言うまでもなく、我々にとって重要な(ホーム)レースだ」
「レースが”行列”になったので、厳しい批判があった。我々は終盤にレースを少し面白くしようとしたが、ペナルティを受けてしまった!」
「我々がやったのは、レースをもっと面白くするための、代替レイアウトのシミュレーションだ。トラックの改善を検討し、いくつかの解決策を見い出す上で、より多くのチームが加わることを望んでいる」
「全チームがトラックの改善に協力した場合、素晴らしい結果が得られると確信している。2021年を待つ必要はない。来年にも実現することができるんだ」
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