もくじ
ー デザインの一部が明らかに
ー A8オーナーの休日用に
ー ハイテクオプション
ー 軽量プラットフォーム
ー ハイブリッドパワートレイン
デザインの一部が明らかに
アウディは数週間以内に発表されると見られるQ8のプレビュービデオを公開した。この動画からは、エクステリアおよびインテリアの一部を見ることができる。
先日発表されたスケッチからは、このSUVが横に繋がったテールライトなど、A7やA8と共通項を持っていることがわかる。現時点では、ハイライトや細かなディテールのみしか公開されていないが、以前のプレビューではなだらかなルーフラインが見て取れた。これはBMW X6に対抗するためだろう。
このクルマのテスト風景はここ数カ月のあいだ複数回目撃されている。偽装されたテストカーを見る限りでは、Q8コンセプトのスタイリングが概ね引き継がれているようだ。SUVクーペらしいルーフライン、LEDのヘッドライトおよびテールライト、8角形のシングルフレームグリルなどだ。
機構面では、Q7と概ね共通のようだ。この2モデルのサイズ差は同時にテストしている写真からうかがい知ることができる。2車は幅と長さは同等だが、ルーフラインの違いによる車高の差が感じられる。
A8オーナーの休日用に
エントリーグレードはおよそ5万5000ポンド(792万円)からと見られ、Q8はA8と並んでブランドのトップモデルとなるようだ。
「A8の後部座席で通勤するエグゼクティブが、週末に自らQ8のハンドルを握る姿が想像できます」とアウディ社長のルパート・シュタートラーは語った。「Q8は主な市場である欧州、中国、北米、ロシアなどで非常に有力だと考えています」
Q8はアウディが2020年までに発売予定のSUV7車種のひとつだ。同社はQ2、Q3、Q5、そしてQ1、Q4と電動のe-トロンを投入する。アウディのSUVへの注力は、売り上げの3台に1台が「Q」モデルであることからもわかるだろう。
この新フラッグシップであるQ8は、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドなど幅広いパワートレインが用意される。エントリーレベルとなるのは3.0ℓのTDIだ。残りのラインナップはV6およびV8のガソリンやディーゼル車となるが、頂点に立つのはガソリンと電気のプラグインハイブリッドだ。この電動パワートレインはポルシェと共同開発中であり、モーターのみで最長50kmの走行が可能だという。
ハイテクオプション
アウディが誇るオプションリストの大半、最新A8のために開発された先進のシステム類だ。例えば、48V電源システム、OLED高輝度ディスプレイ、自動運転装備などだ。
アウディのデザインボスであるマーク・リヒテはQ8のスポーティなデザインを2016年の時点で描いていた。彼は今年に入ってからAUTOCARに対し、Q8はアウディが「ロシア人形」のようなデザインからの脱却を図る最初のモデルになると語った。
近日登場のQ4やQ6と同様に、Q8も4つのコンベンショナルなフロントヒンジドアとリフトバックのテールゲートからなる5ドアレイアウトを採用する。
Q7よりも後部に傾斜がつけられているものの、リヒテによればQ8の荷室容量は依然としてライバルをリードするものだという。この傾斜はCピラー付近から始まっており、そのスペースは車両後端でわずかに削られているだけとのことだ。
Q8は全長5050mm、全幅1970mmと予想される。比較のため、メルセデス・ベンツGLEはそれぞれ4900mmと2000mmで、全高は1700mmとなっている。一方レンジローバー・スポーツはそれぞれ4850mm、1985mm、1780mmだ。
軽量プラットフォーム
Q7と同様に、Q8もアウディ最新のMLBプラットフォームを採用しており、ホイールベースは2990mmだ。さらに、Q8のスポーティさを高めるため、トレッド幅をQ7の前1680mmと後ろ1690mmよりも拡大しているようだ。
ボディ構造はQ7と同様アルミニウムを多様することにより、最下位グレードでは2000kg以下となるだろう。R8のようなカーボンファイバーの使用などの軽量化措置もとられていると見られる。
Q8に搭載されるV6およびV8エンジンは、アウディとポルシェによるジョイントベンチャーが開発し、コードネーム「KoVoMo」と名付けられている。これらのエンジンは今後ベントレーやフォルクスワーゲンでも使われる。
これらのユニットはバンク角90度で、1気筒あたり500ccが基準となる。つまり、V6では3.0ℓ、V8では4.0ℓとなる。このエンジンには当初は従来型のターボチャージャーが搭載されるだろう。
ハイブリッドパワートレイン
アウディ内部筋によれば、48V電源を利用した電動ターボも開発中だという。このKoVoMoエンジンはこのQ8や3代目ポルシェ・カイエンのプラグインハイブリッドのカギとなると言われている。Q7に搭載予定のディーゼルと電気によるハイブリッドに続く、アウディ第2のハイブリッドシステムになる。
しかし、英国市場でより重要となるのは、ディーゼル仕様の方だろう。おそらく、最低2種類の3.0ℓV6ディーゼルが用意されると見られている。高性能版のSQ8には、SQ7と同様の4.0ℓトリプルターボV8ディーゼルが搭載されるだろう。
内装についていえば、Q7のハイテクなコクピットをややアレンジしたものが使われるようだ。7人乗りのQ7とはことなり、Q8は5シーター仕様のみが発売される。
コネクティビティ・パッケージのひとつとして、MMIインフォテインメントシステムの無線アップデートなども提供されるだろう。BMWやダイムラーと共同開発したこのシステムにより、カーナビがリアルタイムでアップデートされることになる。
Q8はフォルクスワーゲンが持つスロバキアのブラティスラバ工場でQ7、ポルシェ・カイエン、VWトゥアレグなどとともに生産される予定だ。
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