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事前に対策も実施済み! COTA代表、路面のバンプは「F1アメリカGPでは問題にならない」と確信

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事前に対策も実施済み! COTA代表、路面のバンプは「F1アメリカGPでは問題にならない」と確信

 テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催されるF1第17戦アメリカGPは、路面のバンプが問題を引き起こすのではないかと懸念されている。

 2015年に洪水に見舞われて以降、路面の凹凸が問題とされてきたCOTA。サーキットの再舗装を行なうなど対処はしてきたが、それでも今年10月初旬に行なわれたMotoGPアメリカズGPでは、多くのライダーたちが路面について厳しい意見を口にしていた。

■F1アメリカGPは”複雑”な週末に? ガスリー「バンプのせいで、セットアップに妥協が必要かも」

 それを受けて、F1ドライバーたちもアメリカGP木曜日に行なわれた記者会見などで、路面に対する懸念を示している。アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、アメリカGPを前に路面の影響で「かなり複雑な週末になるかもしれない」と語った。

 一方で、MotoGPアメリカズGPが終わった直後から、FIAは対策に乗り出していた。事前にサーキットの視察を実施。ターン2~3間や、ターン4、6、10、14の路面を研磨する作業をイベント前までに完了するよう、指示を出していたのだ。

 こうした対策を済ませていることから、COTA代表のボビー・エプスタインは、問題が起きることはないと確信しているようだ。

 motorsport.comが、COTAは路面の問題を解決するために追加作業をしなければならないのではないかと訊くと、エプスタインは次のように答えた。

「ガスリーは何か言ったかもしれないが、彼はコースを走っていない」

「だから、まずバンプはクルマにとって問題ではない」

「そして、(F1レースディレクターの)マイケル・マシが人を送り込み、チェックしてもらったところ、いくつか気になる部分を研磨するように言われた。その作業は今週の月曜日と火曜日にすでに行なわれたんだ」

「まだふたつ、窪んでいるエリアがあるのでバイクにとっては問題になるが、クルマにとっては問題ではない」

「走り終わった後に(ガスリーに)聞いてみれば、これよりももっとハードな路面で走ったことがあると言うと思う」

 F1がCOTAで走るのは、2019年のアメリカGP以来2年ぶり。その間に、ピット出口からターン1まで、ターン9~10、ターン11~12(バックストレート)、ターン15からターン19までが再舗装されている。さらに来年4月までに、バイクのためにさらに再舗装が予定されているという。

「1月に3週間サーキットを閉鎖する」と、エプスタインは続けた。

「昨年、かなりの部分を再舗装したが、まだやることは残っている」

「でも、ガスリーには走った後にドライブできる路面かどうか聞いてみるべきだね。モナコはどうだったのか、彼に聞いてみよう」

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは、2019年の時点で路面のバンプは「OKだが、限界ギリギリだった」と述べた。

「あまりに過酷な状況になった時が限界だと思う。本当にバンピーなコースだと、身体にかなりの負担がかかり、頭痛とかの症状が出てくるんだ」

「そうなると、もう楽しめるようなモノじゃない。彼らはコースにいくらか作業をしたようなので、ドライブが楽しめるようになっていることを願う」

 アルファロメオのキミ・ライコネンは、「バンプは毎年あるものだ。それが少し多い年もあれば、少ない年もある」と話した。

「他のコースでも、バンプがないわけじゃない。もちろん、以前に再舗装をしたとか、様々な理由で非常にスムーズなトラックもあるが、大丈夫だと思う」

「つまり、MotoGPチームがレースを行なうことができたなら、僕らは絶対に大丈夫だと思うんだ」

「僕たちのクルマよりも、2輪でバンプを走るほうがよっぽど怖いと思う。特に僕たちにはダウンフォースがあるし。それ(バンプ)を感じるかもしれないが、大丈夫だろう」

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