マラケシュePrixの翌日に、同じサーキットで行なわれたフォーミュラEのルーキードライバーテスト。最速タイムを記録したのは、ヴァージンのマシンを走らせたニック・キャシディだった。
キャシディを始め、サッシャ・フェネストラズ(ジャガー)やルーカス・アウアー(BMW)、高星明誠(日産・e.ダムス)、ヤン・マーデンボロー(日産・e.ダムス)らの日本にゆかりの深いドライバー、そしてセルジオ・セッテ・カマラ(ドラゴン)やアントニオ・フオッコ(NIO)などFIA F2等で活躍してきたドライバーが多く参加したフォーミュラEのルーキーテスト。その中でも圧巻の走りを見せたには、昨年のスーパーフォーミュラ王者であるキャシディだった。
■ロシター、”ピンチヒッター”の影響でFEルーキーテスト参加できず。ラピエールが代役
キャシディは残り20分というところで1分16秒910を記録。これは、現在ドラゴンからFEにレギュラー参戦しているニコ・ミュラーが2018年のルーキーテストでアウディのマシンを走らせた際に計測したラップレコードを更新するタイム。しかも、同サーキットで初めて1分17秒を切ったドライバーとなった。
ただ、ドラゴンからテストに参加したセッテ・カマラも速さを見せ、キャシディの0.020秒遅れのタイムを計測。それでセッションが終わるかと思われた。
しかしキャシディは、最後のアタックでさらにタイムを更新。1分16秒467を計測し、セッテ・カマラに0.5秒もの差をつけることになった。マラケシュePrixのスーパーポールセッションで、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(DSテチータ)が記録した最速タイムは1分17秒158。そこから考えれば、キャシディのタイムがどれほど速かったかが分かるだろう。
プロトタイプレースを中心に活躍中のフェリペ・アルバカーキは、DSテチータのマシンで3番手。同じくDSテチータのマシンを走らせたニコラス・ラピエールが4位となった。
なお、当初DSテチータからは、ジェームス・ロシターが走ることになっていた。しかしながら同チームのドライバーであるジャン-エリック・ベルニュが体調不良に悩まされたため、ロシターは代役としてマラケシュePrixのフリー走行に出走。そのためロシターは、ルーキーテスト参加の対象外となり、ラピエールが急遽代役としてテストを走った。
過去3シーズン、アメリカのジュニアフォーミュラで4つのタイトルを獲得し、今年はアンドレッティからインディ・ライツに参戦する予定のカイル・カークウッドは、BMWのマシンを駆り印象的な5番手となった。ノーマン・ナトーがベンチュリのマシンで6番手になった。
昨年の全日本F3王者であるフェネストラズは、ジャガーのマシンを走らせ、キャシディから約1秒遅れの10番手。Wシリーズ王者のジャイミー・チャドウィックがもう1台のジャガーに乗り、13番手を記録している。日産・e.ダムス勢は高星が14番手、マーデンボローは17番手となった。
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