欧州市場を考慮したモデル
Lynk&Co(リンク・アンド・コー)は当初、メインの中国市場と進出を目論む米国市場のためにSUVとセダンの開発に注力していた。だが、今度は欧州市場向けのハッチバックを開発するようだ。
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テストされていた車体は明らかにハッチバックの形状を持っている。上下に配置されたインテークや分割されたヘッドライト、特徴的なL字型テールランプなどは既に販売されているSUVの01と02、セダンの03などに見られるデザインだ。
プラットフォームは既存のLynk&Co車種と同じく、吉利汽車とボルボ共通のCMAプラットフォームを使用する。このプラットフォームは異なるホイールベースや車高、車幅にも対応するとしている。このモデルは全長4.5mの02よりもコンパクトになり、ラインナップの中で最小のモデルになるだろう。
Lynk&Coは中国市場では現在ガソリンモデルとPHEVモデルが販売されているが、欧州市場ではEVモデルのみを販売する計画だ。
ハッチバックのPHEVモデルは01 PHEVと同じ1.5ℓ3気筒ターボエンジンとモーターを搭載する予定だ。純EVモデルのパワートレインは後々明らかになるだろう。
Lynk&Co上層部はブランドが中国ブランドだという認識を払拭しようとしている。事実、車両の設計や開発はスウェーデンを本拠地とする「国際チーム」によって行われている。欧州向けモデルはボルボの工場にて2019年中に生産が始まる予定だ。
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