トロロッソ・ホンダは、F1アメリカGPの決勝レースで、アップグレードされたフロントウイングを使わないことを決めた。
トロロッソは、新しいフロアやフロントウイングを含むアップグレード版のエアロパッケージをアメリカGPに持ち込んだ。しかし、1セットしか用意できなかったばかりか、金曜日の走行はウエットコンディションだったため、その効果を満足に試すことができず、結局従来仕様のフロントウイングで予選を走った。その結果、決勝も従来仕様のパッケージを使わねばならない。
予選Q1で7位のガスリー、グリッド降格も「できる限りの結果を!」
「最終的には、フリー走行3回目の後に(アップデート版のフロントウイングを)取り外した。だから僕はブレンドン(ハートレー)と同じパッケージを使った」
「僕らには、新しいパッケージから最大限の物を引き出す方法を理解する時間はあまりなかったんだ」
「得られるべき効果をしっかりと得るために、もっと走り、もう少し分析する必要があると思う」
「だから今週末は、従来のパッケージに戻すことを決めたんだ」
「来週のメキシコでは、もっとテストするつもりだ。もしドライコンディションになったらね」
ホンダはロシアGPにアップグレード版パワーユニットを投入。前戦日本GPから本格使用を始めた。そしてホンダは、さらなるアップグレードを施したパワーユニットを、このアメリカGPに持ち込んだ。これによりトロロッソの2台は揃ってグリッド降格ペナルティを受ける。そのため、予選Q2をアタックせずに終えている。
しかしアップグレード版のエアロパッケージを使わずとも、ガスリーは予選Q1で7番手という結果を手にしている。姉妹チームのレッドブルとの差は、わずか0.1秒だった。
「それはかなり良く見える。鈴鹿でのように、僕らは新しい仕様のパワーユニットで、良いパフォーマンスを示すことができた」
そうガスリーは語る。
「僕らは今週末、(以前と)同じエンジンを使っている。パフォーマンス面での前進はない。でも、僅かにコンポーネントが異なるんだ」
「本当にポジティブなことだと思う。新しいスペックは、うまく働いている」
「僕はあまり興奮しすぎたくない。でも明らかに彼ら(ホンダ)は、ルノーと比較して前進した」
「僕らはまだ、メルセデスやフェラーリには遅れを取っている。でも彼らは追いつこうとしているし、彼らが今やっている仕事は、いつか必ず報われるはずだ」
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