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ヒョンデIONIQ 5の高性能バージョン“N”モデルが日本上陸

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ヒョンデIONIQ 5の高性能バージョン“N”モデルが日本上陸

 ヒョンデ モビリティ ジャパンは2024年4月25日、電気自動車のIONIQ 5(アイオニック ファイブ)のハイパフォーマンスモデル「IONIQ 5 N」を本年6月5日より発売すると発表。合わせて、特別仕様車の「IONIQ 5 N First Edition」の購入予約受付を4月25日から5月30日にかけて実施するとアナウンスした。IONIQ 5 Nの車両価格は900万円前後を予定。また、IONIQ 5 N First Editionも同様の価格とし、販売台数は50台限定に設定する。

 ヒョンデは2015年にR&D拠点の所在地の韓国・南陽(ナムヤン)と、開発テストの舞台であるドイツ・ニュルブルクリンクに由来する高性能ブランド「N」を設立。レースやラリーの舞台で蓄積したノウハウをフィードバックし、「Corner Rascal(コーナリングで熱中できること)」「Race Track Capability(本格的なサーキット走行を想定した耐久性)」「Everyday Sportscar(毎日使えるスポーツカー)」という3点をブランドコンセプトに据えて、2017年に登場した「i30 N」以来、高性能なコンプリートカーやNパフォーマンスパーツを市場に放ってきた。

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 今回日本に導入されるIONIQ 5 Nは、パワートレインに最高出力175kW/4600~1万rpm、最大トルク370Nm/0~4000rpmを発生するフロントモーター、最高出力303kW/7400~1万400rpm、最大トルク400Nm/0~7200rpmを発生するリアモーター、トータルで最高出力478kW、最大トルク770Nm(N Grin Boost時、通常時は448kW/740Nm)を発生する高性能デュアル駆動モーターと、総電力量84.0kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載して電動4WDシステムを構成。また、シャシーにはホイールGセンサー+6軸ジャイロセンサーにより制御精度をより向上させるとともに大容量可変ダンパーを採用して走行性能を最適化するN専用電子制御サスペンション(ECS)を、駆動系には左右後輪に最適なモーター出力が伝達するように制御する電子式作動装置のN Carving Differential(e-LSD)を、制動系には前輪4ピストン大径ブレーキを採用するとともに最大0.6G減速が可能なNブレーキリジェン(NBR)回生制動により強力な制動性能を発揮するN専用高性能ブレーキ/N Brake Regenを装備する。

 さらに、前述のブランドコンセプトを具現化する機能を積極的に盛り込み、「Race Track Capability」ではサーキットでの走行状況に合わせて最適なパフォーマンスを発揮できるようにエネルギーをマネージメントする「N Race」(Sprintモード:短時間で最大パワーを引き出して最速のラップタイムを実現、Enduranceモード:エネルギーマネージメントによってトラックの走行時間を最長化)や、サーキットの走行状況に合わせた最適なバッテリー温度を事前に設定するN Battery Pre-Conditioning(Dragモード:短時間で最高出力をするためにバッテリー温度を30~40℃に設定、Trackモード:トラック走行持続性を確保するためにバッテリー温度を20~40℃に設定)、停止状態から最大加速性能でスタートできる機能でロードグリップレベルをLOW/MEDIUM/HIGHに可変できるN Launch Control、一定時間バッテリーとモーターのパフォーマンスを最大化して高い加速性能を実現するN Grin Boost(NGB)を採用。また、「Corner Rascal」ではコーナー直前でアクセルペダルをオフにすると回生ブレーキにより強力な制動を行い素早い荷重移動で機敏なハンドリング(タックイン)を実現するN Pedalや、前輪と後輪の駆動力配分をドライバーが直接設定できるN Torque Distribution(NTD)、クローズドコースなどでドリフト走行をスムーズに行うために駆動力の配分を最適化すると同時に車両制御を最適化するN Drift Optimizer(Torque Kick機能付)、サーキットなどを走行する際にブレーキペダルとアクセルペダルを同時に操作することを一時的に許容して左足ブレーキを併用した細かいコントロールが可能となるLeft Foot Braking(LFB)を導入する。そして「Everyday Sportscar」では仮想変速により8速DCT車を操るかのようなエモーショナルな加減速が体験できるN e-Shiftや、Ignition/Evolution/Supersonicという3つの走行サウンドがN e-Shiftと連動することでシフトチェンジを官能的に愉しめるN Active Sound+、サーキット走行でのホールド性はもちろんヒーティング/ベンチレーション機能も備えたN Light Sports Bucket Seatを設定した。

 性能面では0→100km/h加速3.4秒、最高速度260km/hを達成。パワートレインの高性能化に合わせてボディも強化し、溶接ポイントの増設や構造用接着剤の使用量アップによって剛性をより高めている。

 エクステリアについては、空力性能の向上のためのエアカーテンおよびアクティブエアフラップとともにアグレッシブなデザインのブラック(ツヤあり)でアレンジした専用フロントバンパーや、整流効果を高めた専用ホイールアーチモールディング/エアカーテン、EV N専用のルミナスオレンジストリップで包み込んだリアディフューザーなどを採用。足もとには専用21インチ鍛造アルミホイール(Nセンターホイールキャップ付)+ピレリ P-Zero 275/35ZR21タイヤを組み込む。ボディサイズは全長4715×全幅1940×全高1625mm/ホイールベース3000mmに、車重は2210kgに設定した。

 内包するインテリアは、Nエンブレムを配した専用レザーステアリングや専用表示のデジタルディスプレイ、ニーホールドのためのパッドを装着した専用センターコンソールなどを装備。ステアリングのスポーク下部にはN Active Sound+の切替を担うNスイッチを配備する。また、ハンドル位置は日本導入に合わせて右ハンドル化するほか、電子制御サスペンションの減衰力変更や各ドライビングモードのセッティング再調整なども実施した。

 特別仕様車のIONIQ 5 N First Editionについては、“FIRST EDITION”ロゴ入りの専用メタルドアスカッフプレートや専用チェッカーフットレスト、専用インテリアエンブレム、Nパフォーマンスブルーセンターホイールキャップ、Nフロアマットを特別装備。また、Nブランドの開発舞台であるドイツ・ニュルブルクリンクにて開催されるイベントへの招待も付帯するという。

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みんなのコメント

23件
  • あかべこ
    アイオニック、最近もどこかで燃えてたな。ゴミなんか要らね
  • NAS********
    ガラクタに900マンとか
    まだ金をドブに捨てた方がマシ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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