Ford GT Heritage Edition
フォード GT ヘリテージ エディション
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オンラインイベント「ピーターセン・カーウィーク」で発表
フォード GTの2021年モデルが発表され、1966年のデイトナ24時間レース優勝車からインスパイアされた「ヘリテージ エディション(Heritage Edition)」と、新たなグラフィックパッケージ「スタジオ コレクション(Studio Collection)」が登場した。
今回の新仕様は、カリフォルニア州ロサンゼルスのピーターセン自動車博物館(Petersen Automotive Museum)が8月12~16日にオンライで開催した「2020 ピーターセン・カーウィーク(2020 Petersen Car Week)」において発表。このイベントでは約25時間にわたって、様々な自動車に関するオリジナルコンテンツが配信されている。
フォード GTのプログラムマネージャーを務めるマイク・セバーソンは新仕様について以下のようにコメントした。
「デイトナ24時間耐久レース優勝の55周年を記念した今回の『ヘリテージ エディション』開発に際して、フォード・パフォーマンスは改めてフォード GTの歴史を深く掘り下げました。また、ル・マンのクラス優勝を実現したパフォーマンスを感じたいカスタマーに向けて、カーボンファイバー製ボディや冷却ダクトを強調するパーソナライゼーション『スタジオ・コレクション』パッケージも追加されています」
デイトナ24時間優勝から55周年を記念した初の特別仕様
これまで様々な栄光に彩られてきたフォード GT・ファミリーに追加された「ヘリテージ エディション」は、1966年のデイトナ24時間レースで優勝したフォード GT40 MK IIをオマージュ。この優勝車両は昨年公開された映画『フォードvsフェラーリ(Ford v Ferrari)』にも登場している。
シェルビー・アメリカン・チームが準備したGT40 MK IIをドライブしたケン・マイルズとロイド・ルビーがトップでフィニッシュ。さらに2位、3位、5位にもGT40が入った。さらにこのシーズンは、セブリング12時間、ル・マン24時間でも表彰台を独占。今回のヘリテージエディションは、ル・マン以外のレースに参戦したカラーリングを再現した初のモデルとなる。
「このシーズンのデイトナ24時間では、マイルズとルビーが24時間のほぼ全ラップでリードし、2位に30マイルもの大差をつけました。この勝利は、スポーツカーレースにおけるフェラーリの絶対的優位を初めて脅かした、ある意味“事件”といえる出来事だったのです。まさにフォードGTのレースプログラムにおける転機となりました」と、セバーソン。
ベースのカーボン地を活かしたカラーリング
フォード GT ヘリーテジ エディションは、1966年にデイトナで優勝したフォード GT40 MK IIの大胆なホワイト・ブラック・レッドのカラーリングからインスパイアされた。ボディカラーのフローズンホワイトに、カーボンファイバーを露出したボンネットを組み合わせたことで、レーシーな雰囲気を強調する。
フロントフェイシア、ルーフエッジ、ドライバー側ドア、リヤウイング下部に入れられたレッドのアクセントが個性的なビジュアルを演出。リヤのロワクォーターパネルにはフォードのグラフィックを配し、カーナンバーは露出したカーボンベースにホワイトで“98”が入れられた。
足元にはヘリテージゴールドの20インチ鍛造アルミホイールと、レッドラッカー仕上げのブレンボ製モノブロックブレーキキャリパーがチョイスされている。
アルカンターラでまとめられたレーシーなインテリア
コクピットは、インストゥルメントパネル、ヘッドライナー、ステアリングホイールリムなどにブラック・アルカンターラ・スウェードを採用。アルマイト処理を施したレッド・パドルシフター、レッド・アルカンターラスウェードのパフォーマンスシートなど、シックでありながらもレーシーなインテリアが実現した。
さらに大胆なエクステリアを求めるカスタマーには、オプションで「ヘリテージ・アップグレードパッケージ(Heritage Upgrade Package)」が用意された。パッケージの内容は、20インチ・カーボンファイバーホイール、専用のグロスレッドペイントが施されたインナーアクセント・バレルなど。また、ブレンボ製モノブロックブレーキキャリパーはブラックラッカー仕上げとなり、レッドの“brembo”ロゴが入れられる。
Ford GT Studio Collection
フォード GT スタジオコレクション
特徴的なフォルムを強調するグラフィックオプション
フォード・パフォーマンスは、新たに専用シリーズ「フォード GT スタジオコレクション」を追加した。カスタマイズ可能な幅広いカラーバリエーションを採り入れたこのグラフィックパッケージは、フォード GTの特徴であるリヤのクーリングダクトを強調する効果を持っている。
このユニークなグラフィックパッケージは、フォード・パフォーマンスとGTの開発を行ったマルチマティック社のコラボレーションによって生まれた。フォードGTの開発において、エクステリアデザインの責任者を務めたマルチマティックのガレン・ニコホーシアンの意見が反映されたという。
「ストライプとアクセントを組み合わせたことで、よりスピード感を増し、フォード GTの特徴をさらに強調することに成功しました。クーリングダクトやヘッドライトなど特徴的なフォルムから、フォルム全体に目がいくことになるでしょう」
フォード GT スタジオコレクションは、2021年と2022年のモデルイヤーに40台のみが設定される予定。ボディカラーとグラフィックは、7色の標準カラーをベースにカスタマイズすることが可能で、無限のカラーバリエーションが展開される。
今回発表された2021年モデルのフォード GTは、2021年初頭にデリバリーを開始し、2022年に生産を終了する予定だ。
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