世界耐久選手権(WEC)ハイパーカークラス参戦を目指すイソッタ・フラスキーニは、先週末開催されたWECモンツァ6時間レースに参加。開発中のル・マン・ハイパーカー(LMH)である『ティーポ6・LMHコンペティツィオーネ』のデモ走行を行ない、早期のレースデビューを予感させた。
しかし、今シーズン中にティーポ6がWECのグリッドに並ぶ可能性はますます低くなっている。
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イソッタは依然として、今年の11月に開催される最終戦バーレーン8時間レースでティーポ6をレースデビューさせることを正式な目標に据えている。
イソッタのモータースポーツプログラムを率いるクラウディオ・ベッロは、ベクター・スポーツ運営で戦う2024年のフルシーズンに向けて、マシン開発とホモロゲーションには妥協しないと強調している。
ただ、イソッタ陣営の情報筋によると、バーレーン8時間レースに参戦する可能性はもはやごくわずかだという。
「年末にバーレーンへ行く予定だが、レースに出るかテストに出るかはまだ分からない」
ベッロはmotorsport.comにそう語っていた。
「レースが目標だが、ホモロゲーション手続きを踏む必要があるし、まだマシンの最終的な仕様は決まっていない」
イソッタがバーレーン8時間レースに出場する場合はポイント外の招待レースとなる。ただ、その場合でもホモロゲーションを完全に取得する必要があり、バーレーンでのレース翌日に行なわれるWECの公式ルーキーテストも同様だ。
今年残りのテストプログラムに向けて、イソッタとベクターはひとつのチームとなり、今季のWEC終了後にバーレーンでテストを行ない、来年3月にWEC開幕戦を執り行なうカタールのルサイル・サーキットにも赴く予定だ。
また12月初旬には、トヨタ、ポルシェ、BMWのハイパーカー・クラスのグループテストに参加する予定だ。
先日のモンツァでは、土曜日と日曜日にティーポ6・LMHコンペティツィオーネが走行を実施。ティーポ6のサーキット走行専用市販バージョンである『ピスタ』もコースを走った。
ステアリングを握ったのはマルコ・ボナノミとジャン-カール・ベルネ、アンドレア・モンテルミーニの3名。なお、会場では『ストラダーレ』と名付けられたティーポ6の公道走行可能バージョンも公開された。
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