今季アルピーヌからF1復帰を果たしたフェルナンド・アロンソは、今季ウイリアムズで奮闘し、来季メルセデスのドライバー候補の最有力とされているジョージ・ラッセルの可能性について、非常に高く評価している。
アロンソはラッセルのヘルメットに「未来のワールドチャンピオンだ!」と書いたという。ラッセルの能力についてどれほど評価しているのかと尋ねると、アロンソは次のように語った。
■ジョージ・ラッセルがメルセデスに移籍すれば、ウイリアムズにとっては”非常に大きな”損失に?
「間違いなく、彼の仕事ぶりにはとても感銘を受けた」
アロンソはそう語った。
「去年、家でF1を見ていた時から、そう言っていた。彼のウイリアムズでのパフォーマンスは、非常に印象的だったと思う。競争力のあるパッケージではないことは、僕らも分かっていた。今年は少し良くなったみたいだけど、でも最後尾の2台ではないというくらいだ」
「彼は毎週末、何らかのことを引き出していた。それを家で見ていたけど、感銘を受けたよ」
ラッセルは昨年のサクヒールGPで、新型コロナウイルスに感染したルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスのマシンを駆った。マシントラブルに見舞われ結局9位に終わったが、それでもトラブルが起きる前までは優勝の可能性も十分に感じられる走りだった。
「メルセデスに乗ったことは、家でレースを観ていた人たちだけでなく、多くの人たちに彼の能力を見せる十分な機会だったと思う。ジョージが勝てるマシンに乗った時、何ができるのかを見せつけた。彼はメルセデスでの最初のレースで、そのチャンスを勝ち取った……彼がどれほど優れているのか、それを証明したと思う」
来季のメルセデスは、ルイス・ハミルトンは現役続行を希望していることもあり、残留が濃厚と言われている。しかしチームメイトのバルテリ・ボッタスは、今季思うような成績をなかなか残せておらず、ラッセルにそのシートを奪われるのではないかとの噂が日に日に大きくなってきている。
ただウイリアムズの関係者は、ラッセルが移籍することになれば、チームにとっては大きな損失だとも語っている。
なおアロンソは、他のドライバーたちとヘルメットをよく交換しており、個人的なコレクションは壮大であるようだ。その中にはラッセルのモノもある。
どのくらいヘルメットを持っているのかと尋ねられたアロンソは、次のように語った。
「分からないね。数えたこともない。それは全て、僕の博物館にあるんだ。数えなきゃいけないね。50個か、そのくらいだと思う」
「F1で交換した全てのモノが大事だよ。マイケル(ミハエル・シューマッハー)とは、2006年に交換したのを覚えている。そのほか、NASCARの伝説であるジミー・ジョンソンのモノもあるし、その他も全て特別だ。持っているモノ全てが特別なんだよ」
一方でラッセルは、まだアロンソとロバート・クビサとしかヘルメットを交換していないと語る。
「フェルナンドとロバート・クビサとだけ交換した。今のところこのふたつだけだけど、コレクションし始めなきゃいけないね」
ラッセルはそう語る。
「それができれば、素晴らしいことだ。ヘルメットはとても個人的なモノで、それぞれのドライバーにとって特別なんだ。だから、誰かにプレゼントしたくないという場合もある。でも、このスポーツの伝説的なドライバーのひとりであるフェルナンドのヘルメットを手にできるなんで、とても特別な瞬間だった」
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