インディカー・シリーズ第10戦アイオワの決勝は、チーム・ペンスキーのスコット・マクログリンが今季2勝目をマークした。
ダブルヘッダーでの開催となるアイオワ。インディカーは前戦ミッド・オハイオでハイブリッドシステムが導入されており、土曜日の第10戦はハイブリッド初オーバルのレースとなった。
■インディカー新時代最初の一歩は大成功? ハイブリッド化で追い抜き増えず、トラブル発生も「これから良くなる」
ポールシッターのコルトン・ハータ(アンドレッティ・グローバル)がリードし、250周のレースがスタートしたが、ターン2でデビッド・マルーカス(メイヤー・シャンク)が左側のタイヤで白線を踏んでしまうミスを犯しスピン。アグスティン・カナピーノやロマン・グロージャン(共にフンコス・ホリンジャー)を巻き込む多重クラッシュが発生した。その後ろではクリスチャン・ルンガー(レイホール・レターマン・ラニガン)も単独スピンを喫し、波乱の幕開けとなった。
20周目にリスタートが切られると、ターン1でアウト側からマクログリンがハータに襲いかかるもオーバーテイクはならず。ふたりはそのまま僅差でレースを引っ張っていく。その後ろにアレックス・パロウとスコット・ディクソンのチップ・ガナッシ勢が続いた。
80周目、グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン)がスローダウン。右フロントのホイールが緩んだ(無線ではホイールスポークに亀裂が入ったと伝えられた)ためピットを目指し、これにより2度目のコーションが出された。
ピットがオープンとなり全車がピットになだれ込むと、ピット作業でマクログリンがハータを逆転。トップに浮上した。一方、3番手だったパロウはピットでエンジンストール。19番手に後退し、ディクソンが3番手、4番手にパトリシオ・オワード(アロー・マクラーレン)というオーダーとなった。
94周目のリスタートでは、ハータがトップ奪還を目指しマクログリンにインから仕掛けた。ターン3まで一歩も引かないバトルが繰り広げられたが、マクログリンが守りきった。
マクログリンは西日が強くなる中、好調を維持。ハータとの差を徐々に広げていった。その差が4秒まで開いた175周目、ハータはピットインを選ぶが、その周に11番手まで追い上げていたパロウがスピン。3度目のコーションが出された。後にパロウは、このスピンがドライバーのミスだと受け止めている。
ハータにとっては不運なコーションで、ショートオーバルでアンダーグリーンのピットストップを行なったため、周回遅れの18番手まで後退してしまった。
ピットオープンとなり再び各車がピットになだれ込んだ182周目、ペンスキーはここで素早い作業を見せ、マクログリンが首位をキープ。ジョセフ・ニューガーデンも4ポジションアップの4番手に送り込んだ。
189周目のリスタート以降は展開が落ち着き、各車が1秒ほどギャップを空けて周回を重ねていった。
終盤は211周目には、ルーキーのリヌス・ルンドクヴィスト(チップ・ガナッシ)がトラブルでマシンを止めたことで4度目のコーション。これをきっかけとするかのようにコーションが連続した。
残り30周でリスタートを迎えたが2周ほど走ったところでハータがターン3でハーフスピン。これで5度目のコーションが出されると、残り21周目のリスタート直前にはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)とピエトロ・フィッティパルディ(レイホール・レターマン・ラニガン)が接触。そこにエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)が衝突し、コーションが継続された。
残り12周で最後のリスタートが切られたが、マクログリンはここで好スタート。2番手オワードの背後にはニューガーデンが浮上した。
マクログリンは最後まで追撃を許さずトップチェッカー。彼にとってはこれがインディカーのオーバル初優勝となった。2位にオワード、3位ニューガーデンと表彰台をシボレーエンジン勢が占める結果となった。
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