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アウディ A3にリフトバック・クーペを設定へ

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アウディ A3にリフトバック・クーペを設定へ

もくじ

ー メルセデスCLAに対抗
ー RS3も設定 400ps超に

アウディ、A3スポーツバックeトロンを廃止 WLTP対応が理由

メルセデスCLAに対抗

アウディはメルセデス・ベンツの新しいCLAに対抗すべく、A3に5ドアのリフトバック・クーペを設定する。最もパワフルなバージョンでは400ps超を発揮すると見られ、アウディは初代スポーツ・クワトロの後継車でもあると説明する。

この新型アウディはアウディの前会長、ルパート・シュタッドラーによって承認されたものだ。英国では5ドアハッチバック、2ドアのカブリオレ、そして4ドアのサルーンとともに2020年に発売される予定。

ある筋からの情報によれば、あたらしい5ドアクーペはA5と同様にスポーツバックの名称が与えられるようだ。これは以前A3ハッチバックに使われていた名称である。

アウディはメルセデスの新型CLAだけでなく、BMWの2シリーズ・グランクーペにも対抗する。これにより、このセグメントでもドイツ御三家が出揃うことになる。

ドイツ・インゴルシュタットのアウディ本社が発表した情報が示唆するところによれば、このモデルはTTの代替となる可能性がある。最近多くの顧客がより万能なクルマを求めコンパクトな2ドアクーペの需要が減少していることがその理由だ。しかし、アウディ幹部はこれを否定し、TTクーペおよびロードスターの将来は未定だという。

現段階ではこのA3派生モデルについて詳細な情報は入っていないが、内部筋によればその全長は4400mmを超えるという。比較のため、現行A5スポーツバックは4730mmだ。

RS3も設定 400ps超に

搭載されるエンジンは1.4ℓガソリンまたは2.0ℓディーゼルに48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされたものになるようだ。

しかし、われわれが入手した情報によれば、よりパワフルな2.0ℓユニットがS3リフトバック向けに準備されているようだ。これはメルセデス-AMG CLA35に対抗するもので、300ps超のパワーを発揮する。

最上位のRS3リフトバックも2021年に登場するようだ。現行RS3に搭載される2.5ℓ5気筒ガソリンエンジンを改良し、微粒子フィルターなどが装着される。これはメルセデス-AMG CLA45に対抗し400ps超となるだろう。

この新型リフトバック車をショートホイールベースの象徴である1983年型スポーツ・クワトロのイメージを残すため、RS3にはいくつかの伝統的なタッチが与えられるようだ。例えば、ボンネット上のエアベント、張り出したホイールアーチ、そしてテールゲートの大型スポイラーなどである。

S3やRS3を準備するだけでなく、アウディは通常のA3リフトバックにも新たなプラグインハイブリッドのドライブトレインを搭載するとのこと。これは電動航続距離が50kmに達する。

インゴルシュタットからのうわさによれば、この5ドアリフトバック車にはEVも設定される可能性がある。フォルクスワーゲングループのMEBプラットフォームを使用し、テスラ・モデル3に対抗することになるだろう。

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