F1第10戦イギリスGPはメルセデスのルイス・ハミルトンが優勝。終盤まで先頭を走っていたシャルル・ルクレール(フェラーリ)は惜しくも2位となったが、彼はハミルトンに対抗できるだけの力がなかったと振り返った。
ルクレールは4番グリッドからイギリスGPの決勝をスタートすると、良好な加速でバルテリ・ボッタス(メルセデス)をパス。3番手に浮上した。その後、先頭を争うマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とハミルトンが1周目に接触するアクシデントも助けとなり、彼はトップに浮上。赤旗中断を挟んだリスタート後はエンジンの失火に悩まされつつも、レースの大半をリードした。
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しかし、タイヤを交換した後はハミルトンに詰め寄られ、残り2周というタイミングでオーバーテイクを許して2番手に後退。今季初優勝を勝ち取ることはできなかった。
ただルクレールはイギリスGPでの走りと、マシンのパフォーマンスは誇ることのできるモノだと、結果をポジティブに受け止めている。
「100%楽しむのは難しいけれど、素晴らしいレースだった。僕は100%ではなく、200%の力を出したけど、ラスト2周では(ハミルトンからポジションを守るのに)十分ではなかったというだけだ」
ルクレールはそう語る。
「素晴らしい仕事をしたルイスにはおめでとうと言いたい、そしてグランドスタンドにたくさんの僕のファンを目にできたことも凄く良かった。クルマに乗っていて楽しかったけど、最後は少しペースが足りなかった」
「こうしたレースになるとは予想していなかったのが本当のところだ。僕らとしては予選後に競争力があるとは思っていたけど、今日ほどのものだとは思っていなかった」
「信じられないけど勝利を争っていたんだ。特にミディアムタイヤでは物凄く速かった。ハードだとメルセデスに比べて少し劣っていたけど、全体としてこれまでよりもずっと速さがあった」
ルクレールにとって、今回の表彰台は昨シーズンのイギリスGP以来のモノ。今季のフェラーリとしても第5戦モナコでカルロス・サインツJr.が獲得して以来だ。
「チームはとても上手くやってくれている。チームのことをとても誇らしく思う」と、ルクレールは言う。
「そして当然、こうしたレースは皆を元気づけてくれる」
「多くの作業が行なわれていて、今回の結果は僕らが適切な作業を、適切な方向に向けて進められていることを示すものだ。だから僕らはこの感じで続けていかないとね」
「トップに戻るまでは一筋縄ではないだろう。でも僕らは全力を尽くすよ」
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