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ランドローバー、史上最もダイナミックな『ディフェンダー・オクタ』を公開。V8ツインターボの最高出力は635PSに

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ランドローバー、史上最もダイナミックな『ディフェンダー・オクタ』を公開。V8ツインターボの最高出力は635PSに

 新たに「House of Brands(ハウス・オブ・ブランズ)」の戦略を掲げるジャガー・ランドローバー(JLR)にて、新生『DEFENDER(ディフェンダー)』の頂点に位置付けられ「オンロード&オフロードで究極のパフォーマンスを発揮する新たなヒーローモデル」とされる旗艦『DEFENDER OCTA(ディフェンダー・オクタ)』が初公開に。ここ日本市場を含め、まもなく受注開始予定となっている。

 この5月にも先行情報がアナウンスされていた同ブランドの新型フラッグシップは、とどまることを知らない4x4ファミリー史上最もタフで、最も走破性が高く、最もラグジュアリーなモデルとして、既存の『DEFENDER 110』の能力を比類ないレベルへと引き上げたと謳われる。

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 その“OCTA(オクタ)”という名称も、このモデルのキャラクターを反映させるべくダイヤモンドの八面体形状(octahedron)からインスピレーションを得たもので、性能的にも内容的にもイギリス発の「オリジナル・アドベンチャー・ブランド」として再出発を切ったディフェンダーを象徴する1台に。

 搭載されるパワートレインは“4.4リッターV型8気筒ツインターボガソリンエンジン(MHEV)”であることも明かされ、最高出力635PS、最大トルク750Nm(ダイナミックローンチモードを選択時は最大800Nm)、0~100km/h加速は4.0秒を実現するなど、従来のどのモデルをも凌駕するパフォーマンスを発揮。

 ピークトルクが1800~約6000回転近くまで持続するエンジン特性も併せ、ハイレンジからローレンジまでをカバーする8速オートマチックトランスミッションも搭載し、22インチの軽量アロイホイールとオールシーズンタイヤを選択すると最高速度は250km/hにまで到達する。

 その脚元では、高出力に対応すべくブレンボ製キャリパーを備えた400mm径のフロントディスクブレーキと、従来のディフェンダーよりもクイックなステアリングレシオにより、俊敏かつ正確な応答性も確保する。

 サスペンションもハードウェアとジオメトリーを大幅に変更して車高は28mm高く、スタンスは68mm拡大することで、より優れた最低地上高と安定性を確保。より長く、強化されたウィッシュボーンや、独立したアキュムレーターを持つ独自のアクティブダンパーなど改良版サスペンション・コンポーネントに、こちらも初採用となる6Dダイナミクスエアサスペンションを組み合わせる。

 この油圧連動型の6Dダイナミクステクノロジーは、革新的なピッチ&ロールコントロール・システムを採用し、オンロードでの加速やブレーキング、そしてコーナリング時には車体を水平に近い姿勢で維持。さらに過酷なオフロード走行時には、各ホイールトラベルとアーティキュレーションを最大化する。

■インテリアにディフェンダー初採用のボディ&ソウルシートを搭載
 デフォルト設定のコンフォートモードに加えダイナミックモードでは、ステアリングに配置した透明なシグネチャーロゴボタンを一度押すだけで、車両のステアリングやアクセル、サスペンションのセッティングを調整し、オンロードでのパフォーマンスに特化した究極の体験を提供。

 さらにこのボタンを長押しするとディフェンダー初のオフロード走行時のパフォーマンスに特化した専用の“OCTAモード”にアクセスでき、滑りやすい緩い路面での最適な加速を実現するオフロードローンチモードや、トラクションコントロールの設定をTracDSC、またはDSCオフにすると独自のオフロードABSキャリブレーションが作動。滑りやすい路面での最適なブレーキ性能を発揮するなど、究極のコントロール性能とドライバーの信頼性を確保する。

 こうした性能を視覚的に訴えるエクステリアでは、ボンネット下により多くの空気が流れるようにした独自のグリルデザイン、4本出しのアクティブエキゾーストシステムを組み込んだ新しいリヤバンパー、グラファイト仕上げのアルミニウム合金フロントアンダーシールドを含む強靭なアンダーボディプロテクションを組み合わせた。

 またボディカラーにも、ペトラカッパーとフェローグリーンという2色の新たな専用プレミアムメタリック仕上げを追加し、カルパチアングレイ、シャラントグレイと合わせて全4色展開に。そのフェローグリーンは、産初年度のみ設定される限定グレード『DEFENDER OCTA EDITION ONE(エディション・ワン)』専用に開発したもので、チョップドカーボンファイバーのディテールも同様となる。

 この独自の仕上げには再生原料が含まれており、ボンネットの「DEFENDER」スクリプトやフェンダーベントサラウンド、ボンネットベントサラウンドに加え、フロントシートの背面、センターコンソールのトリムにも採用される。

 一方のインテリアでは、前席にサポート力に優れボルスターと一体型のヘッドレストを備えた新型パフォーマンスシートを採用し、こちらもディフェンダー初採用となるオーディオ技術、ボディ&ソウルシートを搭載。

 これは音楽業界のエキスパートであるSUBPAC社、コベントリー大学と共同開発したもので、前席(ドライバーと助手席)の乗員は、音楽を聴くと同時により没入型の音楽体験が可能となり、加えて6種類のウェルネスプログラムにより乗員をリラックスさせたり、移動中の認知反応を改善する手助けをしたりする機能も備わる。

 日本市場にはディフェンダー・オクタが130台、生産初年度のみの設定となるディフェンダー・オクタ・エディション・ワンは90台の合計220台が導入され、予定価格は前者が2037万円に。そして専用ボディカラーとシームレスニットのインテリア、チョップドカーボンファイバーの新ディテールや20インチ鍛造アロイホイール、オールテレインタイヤなどを備える後者が2224万円(いずれも税込)となっている。

ランドローバーウェブサイト:http://www.landrover.co.jp
ランドローバーコール(フリーダイヤル):0120-18-5568

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    a.ディフェンダー・オタク
    b.ディフェンダー・オクタ
    c.ディフェンダー・オワタ
  • カーズの一味
    ローバーが経営破綻して今や、
    インドのタタ自動車の一車種。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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