motorsport.comの姉妹サイトであるMotorsport-Total.comが5月に報じた通り、アウディは2023年にGT3レースへのファクトリー参戦を終了することとなった。
これにより、GT3のカスタマーチームにアウディからファクトリーサポートが行なわれることはなくなり、ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)やスパ24時間レース、ニュルブルクリンク24時間レースなど主要耐久レースに参戦してきたアウディ系チームに大きな影響が出ることとなった。
■アウディLMDhプログラム、実は「テスト走行まで数週間に迫っていた」と関係者明かす。F1参戦決定により新車両は幻に
さらに、リカルド・フェラー、マルクス・ヴィンケルホック、パトリック・ニーダーハウザー、クリストファー・ミースら14名のワークスドライバーが今シーズン限りで放出されることとなる。
また、アウディ『R8 LMS』のGT3車両及びGT4車両、『RS3 LMS TCR』を含む全てのカスタマーレーシングカーの生産も2024年第1四半期をもって終了。それまでの注文は全てアウディが対応することとなる。
以前の推測ではアウディがカスタマーレース部門を完全に閉鎖するとみられていたが、今回下された決定ではR8 LMS GT3をはじめとするカスタマーマシンのホモロゲーションは継続され、2023年まではスペアパーツの基本供給を行なうこととなった。
当初の計画ではアウディ・スポーツ・カスタマーレーシングは完全に廃止される予定であり、2022年末には取締役会が2023年以降に同部門を閉鎖するよう指示を出していた。
しかし情報筋によると、アウディ・スポーツのロルフ・ミヒルとカスタマーレース部門を率いるクリス・ラインケの尽力により、今年のニュルブルクリンク24時間レースの頃、カスタマーレースへの関与を縮小して継続することが決定。7月10日(月)の取締役会にて承認された。
GT3、GT4、TCRといったカテゴリーを通して、現在1,000台以上のアウディのマシンが流通しており、今回の決定はカスタマーチームが既に購入したマシンを当面の間、確実に稼働させるためのものだ。
ファクトリー参戦はなくなったものの、アウディはスペアパーツだけでなく、エンジニアを通じた技術サポートや車両に必要な開発を継続する。
「戦略的コミットメントを継続できないのは悲しい」
ミヒルはMotorsport-Total.comにそう語った。
「しかし閉鎖しないことの方が重要だ。今、新たな時代が始まっていて、同じ信頼性と情熱でそれは続いていくだろう」
既報の通り、カスタマーレースへの関与を減らすという決定は、ザウバーとの協力で2026年からF1へ参戦するプログラムにリソースを振り分ける必要性から行なわれたモノ。実際にF1参戦を果たまでは、アウディのファクトリープログラムはダカールラリーのみとなる。
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