2018年F1開幕を前に、F1の新しいテーマミュージックが発表された。
作曲したのは、アベンジャーズなどマーベルシリーズを含む多数の映画音楽を手掛けてきたブライアン・タイラー。長年のF1ファンで、アイルトン・セナの時代から毎グランプリのようにすべてのセッションを見てきたというタイラーは、テーマミュージックを依頼されたことを「名誉なこと」と喜んでいる。
F1で初。オーバーテイク促進狙い、オーストラリアGPでDRSゾーンが3カ所に
タイラーは、テーマミュージックを作曲するにあたり、F1のさまざまな映像を見直すなかで、ルイス・ハミルトンが2008年、自身初のタイトルを獲得したシーンから特に大きなインスピレーションを得たという。
「僕はアイアンマンを20年間、毎週末、見てきたわけではないが、F1はずっと見てきた」とタイラー。
「ルイス・ハミルトンが初のタイトルを獲得した時の映像を見直してみた。前の年に1点差で王座を逃した彼がついにチャンピオンになった時の様子から、ルイスのなかに感動的な道のりが見えたんだ」
「僕はそれに衝撃を受けた。ロックにすべきではない、もっと感情が込められたものでなければならないと思った。感情に訴えるものにすべきだとね」
約3分にわたるこの曲は、現在アマゾンなどで、視聴の上、購入できる。
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