メルセデスF1は最近、ドライバーのルイス・ハミルトンに対する組織的妨害を“告発”する怪メール騒動に悩まされていた。警察に相談もしていたが、ひとまず犯罪行為はなかったという判断に至ったようだ。
メルセデスを批判する匿名のメールは、今年初めにレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表の不適切行為疑惑が持ち上がった際、メッセージアプリの履歴などが転送されたF1およびメディア関係者と同じリストに送られた。
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匿名メールはチームメンバーからのものとされており、メルセデス、特にトト・ウルフ代表がハミルトンのマシンや戦略、メンタルヘルスに「組織的な妨害工作」を行なっているという批判が行なわれた。
ただ当然ながらメルセデス側は否定。チーム代表のトト・ウルフは次のように憤りを示し、警察との連携を明らかにしていた。
「これはチームメンバーからのものではない」とウルフ代表は言う。
「我々がこれらのメールを大量に受けとり、そこで特に誰かの死について語られていたりすれば、動揺もする」
「この件については、全面的な捜査を指示している。我々は警察にも通報しており、IPアドレスを調べている。電話についてもそうだ。こうしているのは、オンライン上でのこうした暴言は止めさせなければならないからだ。スマートフォンやパソコンの後ろに隠れて、このようなやり方でチームやドライバーを貶めることはあってはならない」
しかし25日(火)、イギリス・ノーサンプトンシャー警察は犯罪行為は確認されなかったと報告。メルセデス側には、今後同じような被害があった場合の対処のアドバイスが行なわれたという。
警察はBBCに対し広報を通して次のように説明している。
「ノーサンプトンシャー警察は6月12日に、メルセデスAMG F1チーム内で出回っていたメールに関する報告を受けた」
「犯罪行為は確認されなかった。しかしながら、チームが今後受け取る可能性のあるさらなるメールについて、アドバイスが与えられた」
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