マクラーレンのオスカー・ピアストリは、F1サンパウロGP決勝レースのスタート直後に、クラッシュしたマシンに追突されたことでマシンに大ダメージを負い、いきなり勝負権を失う形になってしまった。しかし決勝レースをテストセッションとして活かすべく、マシンを修復して走り続けたと語った。
ピアストリは金曜日に行なわれた予選Q3でコースオフし、タイムを計測できず。その後サーキットには嵐が襲来し、再度アタックする機会を得られなかったことで、10番グリッドから決勝レースに挑むことになった。
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その決勝レースでピアストリは、スタート直後のターン1で、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンと接触してコントロールを失ったハースのケビン・マグヌッセンに追突され、リヤエンドに大ダメージを負うことになった。
ピアストリはピットにたどり着いたものの、ダメージが大きくガレージイン。その後レースは赤旗中断となり、チームは懸命の修復作業を行なったが、すでに周回遅れ扱い。勝負権はなかったが、チームはピアストリをコースに戻し、チェッカーを受けさせた。
「ターン1でブレーキを踏んだ後、ミラーを見たら、誰かのタイヤが飛んでいるのが見えた。あんまり良いことじゃないよね」
ピアストリはサンパウロGPの決勝レース後にそう語った。
「その後で衝撃を受けた。残念なことだよ。僕にできることは何もなかった。でもああいうポジションにいると、そういうリスクに晒されることになる。残念ながら全ては金曜日に始まったんだ」
「できるだけ多くのことを学んだけど、週末は決して楽じゃなかった。そして20分以内にマシンを治すというチームの驚くべき努力のおかげで、70周を走ることができた。簡単なことじゃなかったけどね。それで、多くのことを学ぶことができた」
既に周回遅れとなっていたため、サンパウロGP決勝をテストとして活用したと、ピアストリは言う。
「土曜日の後、試したいこと、改善したいことがたしかにたくさんあった。それをたくさん試すことができたと思う」
そうピアストリは語った。
「成功だったモノもあれば、失敗だったモノもある。でもそういうことを試せる機会を手にできるのは非常に稀なことだ。もちろん、最初からそんな機会が訪れない方がいいよ。でもそういう機会があるのなら、テストも不足しているし、それを最大限に活用する必要があると思う」
「今回の不運だった。でも同時に、『運は自分で作るモノ』という言葉は的を得ていると思う」
「僕とチームは、金曜日にやるべきことを達成できなかった。そのせいで10番グリッドになり、混乱に巻き込まれるリスクを高めてしまった。ランド(ノリス)と同じか、もっと良いグリッドを手にしていたら、今回のようなクラッシュには巻き込まれなかったはずだから」
「できる限り良いポジションにつけるよう、努める必要がある。不運だと責めたり、改善できる点を反省しないのは意味がない」
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