現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ジウジアーロデザインの初代から4代目に! “スペインの誇り”のコンパクトカー「セアト・レオン」

ここから本文です

ジウジアーロデザインの初代から4代目に! “スペインの誇り”のコンパクトカー「セアト・レオン」

掲載 更新
ジウジアーロデザインの初代から4代目に! “スペインの誇り”のコンパクトカー「セアト・レオン」

1999年の発売以来、全世界で250万台以上を販売した「セアト・レオン」の4代目はマトリクスLEDヘッドライトと、約134kmの電気航続距離

スペイン車「セアト・レオン」は、今年25周年を迎える。1999年の発売以来、4世代にわたってコンパクトセグメントをリードしてきたこのクルマは、デザイン、テクノロジー、スポーツ性、装備の面で常に革新的でありたいと願ってきた。セアトレオンは常に時代を先取りしており、以下のマイルストンがその証だ。

誰もが乗れるオール電化のコンパクト四輪車が栄誉! 英国向け「フィアット・トポリーノ」が、権威あるデザイン賞を受賞

バルセロナから時代をリードするセアトは、最も成功したクルマのひとつであるセアト・レオンが、設計、開発、生産のすべてをバルセロナで行っていることを光栄に思っているという。

意思表示
ジョルジェット・ジウジアーロによってデザインされた初代セアト・レオンは、セアトのコンパクトカーセグメントへの復帰を告げるモデルとして、鮮烈なデビューを飾った。ブランド初の4輪駆動モデルであり、6速ギアボックスを搭載し、最高出力180psを発揮するモデルとして、その名を知らしめるのにこれ以上の方法があっただろうか。

【写真12枚】3代目は100万台の販売台数を突破した、シリーズのベストセラーモデル 

絶え間ない進化
2005年に登場した2代目は、ワルテル・デ・シルヴァの発案により、より大胆でエアロダイナミックなデザインを採用した。彼は、2ドアモデルのように見える埋め込み式のリア・ドアハンドルを特徴とするエクステリアで、伝統的なクラシックセグメントに革命を起こしたのだ。このクルマは、見た目と性能の両面でスポーティさを兼ね備え、より効率的なエンジンを搭載した。

その後継モデルである3代目セアト・レオンは、ブランドの歴史におけるターニングポイントであり、ビフォア・アフターを定義するものであった。インフォテインメントシステムやドライバーの安全支援に最先端技術を採用したこと、コンパクトカーとして初めてフルLED照明を採用したことなどが、成功の鍵となったという。

先進的なエンジニアリングとエレガントなデザインの組み合わせにより、このモデルはこのセグメントで最も優れたモデルの1つとして確固たる地位を築き、これまでに100万台の販売台数を突破したセアト・レオンのベストセラーモデルとなった。

変化の最前線
4代目セアト・レオンは、100%コネクティッド化された初のクルマとして、ブランド史上最も技術的に先進的なモデルだ。また、当時セアト初の電気プラグインハイブリッドであったe-HYBRIDを含む、5種類のパワートレインを搭載している。

25周年を記念して発表された最新のアップデートでは、同社のコミットメントはさらに進化している。新型1.5 e-HYBRIDエンジンを搭載し、航続距離83マイルの電気自動車となり、わずか26分で急速充電が可能となった。

また、革新的なマトリクスLEDヘッドライトにより、ほかのドライバーを眩惑することなくハイビームでの走行が可能となるなど、安全性と照明システムの両方が向上している。スマートモビリティの代名詞として、リーダーシップを発揮し続けるモデルである。

国際的な評価
セアト・レオンはデビュー以来、2014年および2021年のスペインでの「カー・オブ・ザ・イヤー」賞から、2021年のポルトガルでの「カー・オブ・ザ・イヤー」および「ファミリーカー・オブ・ザ・イヤー」賞、2021年のアルゼンチンでの「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」賞まで、数多くの賞を受賞してきた。

2代目セアト・レオンは、2008年と2009年に世界ツーリングカー選手権(WTCC)で連覇を果たし、ディーゼルエンジンを搭載するブランドとして史上初めてFIA(国際自動車連盟)の世界タイトルを獲得した。

その足跡を残す
セアト・レオンの成功は販売だけにとどまらず、映画『スリー・デイズ・トゥ・キル (3 Days to Kill。邦題ラストミッション)』や『メン・イン・ブラック:インターナショナル (Men in Black:International)』、ドイツのテレビドラマシリーズ『ダーク』や、イギリスのテレビドラマシリーズ『シャーロック』に使用された。

その人気は、建築家アントニオ・ガウディに敬意を表した2020年の「セアト・レオン Trencadís」のような風変わりなバージョンも生み出した。このモデルは、割れたタイルを再利用してモザイク画を作るという芸術的技法に着想を得た、ユニークな外装迷彩が特徴だ。

一方、「セアト・レオン Cristobal」は2018年に発表されたコンセプトカーで、交通事故を可能な限り防ぐために最大16個のセーフティアシスタントを搭載した。この25年間、セアト・レオンは忘れられない瞬間の主役として、未来へと続く道をリードし続けるレガシーを残してきた。

セアトについて
セアトは、スペインを代表する国際的ブランド。70年以上前に設立されたセアト車は、何世代にもわたって人々の生活の一部となってきた。バルセロナで生み出される人目を引くデザインで、セアトはフォルクスワーゲン・グループにとって新たな顧客への入り口となっている。

セアトブランドは現在、最も効率的で伝統的な燃焼式パワートレインからマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドまで、幅広いモデルを提供。

ブランドの若者向け導入車である「セアト・イビサ」、多用途な都市型SUVである「セアト・アローナ」、広々としたスポーティなコンパクトカーであるセアト・レオンと「レオン スポーツツアラー」、モダンで印象的なデザインのSUVである「セアト・アテカ」、そしてブランド最大のSUVである「セアト・タラッコ」などがある。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

アバルト史上最もパワフル! 「アバルト600e」、限定モデル「スコーピオニッシマ」とともに英国で受注開始
アバルト史上最もパワフル! 「アバルト600e」、限定モデル「スコーピオニッシマ」とともに英国で受注開始
LE VOLANT CARSMEET WEB
真似しすぎでしょと言われたけど…[本家取り]してヒットしたクルマとイマイチだったクルマ5選
真似しすぎでしょと言われたけど…[本家取り]してヒットしたクルマとイマイチだったクルマ5選
ベストカーWeb
BMW、新型「X3」を発売!全モデルに48Vマイルド・ハイブリッドを搭載した第四世代
BMW、新型「X3」を発売!全モデルに48Vマイルド・ハイブリッドを搭載した第四世代
LE VOLANT CARSMEET WEB
全長4.1mで600馬力! 日産「超“コンパクト”GT-R」がスゴい! 「V6ツインターボ」×4WDでまさかの“市販化”実現! 4ドアボディの「スーパースポーツSUV」どんなモデル?
全長4.1mで600馬力! 日産「超“コンパクト”GT-R」がスゴい! 「V6ツインターボ」×4WDでまさかの“市販化”実現! 4ドアボディの「スーパースポーツSUV」どんなモデル?
くるまのニュース
メルセデス・ベンツ「W124」誕生40年 「Eクラス」へと続く124シリーズが いまなお“名車”と称賛され続ける理由とは
メルセデス・ベンツ「W124」誕生40年 「Eクラス」へと続く124シリーズが いまなお“名車”と称賛され続ける理由とは
VAGUE
「メルセデスAMG GT43クーペ」発売!ブランド初の2.0L直4ターボを搭載、最高出力は421ps
「メルセデスAMG GT43クーペ」発売!ブランド初の2.0L直4ターボを搭載、最高出力は421ps
LE VOLANT CARSMEET WEB
フィアットが電動化とスタイルでさらに前進! 「フィアット500e ジョルジオ・アルマーニ・コレクターズエディション」、英国で受注開始
フィアットが電動化とスタイルでさらに前進! 「フィアット500e ジョルジオ・アルマーニ・コレクターズエディション」、英国で受注開始
LE VOLANT CARSMEET WEB
究極のオープンエア体験。「メルセデス・マイバッハSL モノグラム・シリーズ」がアジアプレミア!
究極のオープンエア体験。「メルセデス・マイバッハSL モノグラム・シリーズ」がアジアプレミア!
LE VOLANT CARSMEET WEB
約2億円で落札されたルーフ「SCR 2018」とは? 964型「911」の外観を意識したカーボンボディと自社開発カーボンモノコックで驚異の1250キロ!
約2億円で落札されたルーフ「SCR 2018」とは? 964型「911」の外観を意識したカーボンボディと自社開発カーボンモノコックで驚異の1250キロ!
Auto Messe Web
イタリアン・ラグジュアリーの110周年を記念した特別な一台。「マセラティ・グラントゥーリズモ110 アニバーサリオ」
イタリアン・ラグジュアリーの110周年を記念した特別な一台。「マセラティ・グラントゥーリズモ110 アニバーサリオ」
LE VOLANT CARSMEET WEB
ミニバンなら日本車……とも言い切れんぞ! ちょっとマイナーだけどヨーロッパにも個性派ミニバンが存在した
ミニバンなら日本車……とも言い切れんぞ! ちょっとマイナーだけどヨーロッパにも個性派ミニバンが存在した
WEB CARTOP
エンジン再現準備完了!タミヤ+フジミで作る「ポルシェ911ターボ」第2回【CARSMEETモデルカー倶楽部】
エンジン再現準備完了!タミヤ+フジミで作る「ポルシェ911ターボ」第2回【CARSMEETモデルカー倶楽部】
LE VOLANT CARSMEET WEB
【この超カッコいいGTIなんぼ?】オリジナル状態の「VWゴルフ2 GTI」販売中!希少な存在の第2世代ゴルフGTIの価格は?
【この超カッコいいGTIなんぼ?】オリジナル状態の「VWゴルフ2 GTI」販売中!希少な存在の第2世代ゴルフGTIの価格は?
AutoBild Japan
昭和に流行った“眠たげ”な目!? リトラクタブル式でもない変わった「可動式ヘッドライト」搭載の“超個性派スポーツカー”とは
昭和に流行った“眠たげ”な目!? リトラクタブル式でもない変わった「可動式ヘッドライト」搭載の“超個性派スポーツカー”とは
VAGUE
トヨタ「スープラ」生産終了! 17年ぶり復活から6年目に「ファイナルエディション」発売! 同時に一部改良も!? 「あくまでも現行が無くなる?」 今後は?
トヨタ「スープラ」生産終了! 17年ぶり復活から6年目に「ファイナルエディション」発売! 同時に一部改良も!? 「あくまでも現行が無くなる?」 今後は?
くるまのニュース
華麗なラリーアクションの栄光を振り返る。2024年英「王立自動車クラブ・ヒストリック・アワード」の受賞者が決定
華麗なラリーアクションの栄光を振り返る。2024年英「王立自動車クラブ・ヒストリック・アワード」の受賞者が決定
LE VOLANT CARSMEET WEB
BMW X3がフルモデルチェンジして4代目に
BMW X3がフルモデルチェンジして4代目に
Auto Prove
その印象的な広さと実用性が高評価に。「フォルクスワーゲンID. Buzz 7」が「Top Gearアワード」で受賞!
その印象的な広さと実用性が高評価に。「フォルクスワーゲンID. Buzz 7」が「Top Gearアワード」で受賞!
LE VOLANT CARSMEET WEB

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村