現在位置: carview! > ニュース > カー用品 > 「伝説の『クラゲ』が30年の時を経て復活!」現代技術を注入したリバイバルモデル【最強ホイール解体新書】

ここから本文です

「伝説の『クラゲ』が30年の時を経て復活!」現代技術を注入したリバイバルモデル【最強ホイール解体新書】

掲載 更新 6
「伝説の『クラゲ』が30年の時を経て復活!」現代技術を注入したリバイバルモデル【最強ホイール解体新書】

古き良きデザインを現代にリメイク!

最新の安全基準と洗練された当時のデザインを高次元で両立

「伝説の『クラゲ』が30年の時を経て復活!」現代技術を注入したリバイバルモデル【最強ホイール解体新書】

今、旧車やネオクラッシックカーの人気が再燃している。とにかくエネルギッシュだった古き良き時代を懐かしむ人が、着実に増えているのだ。

そんな中、一斉を風靡した名作ホイールの復刻に着手してきたのがウェッズ。80年代に登場し、峠の走り屋達に親しまれた『WEDS SPORT RACING』を、現代の技術力で蘇らせたのである。

通称“クラゲ”の愛称で親しまれたこのモデル。そのルーツはモータースポーツにある。全日本ツーリングカー選手権の1600cc以下クラス(ディビジョン1)に対応するFF車用ホイール、それがオリジナルだ。

そのため、ディスクの外周部には穴開け加工を施すなど徹底的な軽量化が行われた他、スポークは緩やかなカーブを描くフィン状にして大径化ブレーキに対応。同時に、開口部の面積を拡大することで放熱効果を持たせるなど、センセーショナルな技術やデザインが取り入れられた。

これがAE92レビンやEFシビック、EP82スターレットといったグループA車両に投入され、当時のツーリングカーレースを席巻したのだ。

それから30年余りの歳月を経て、このホイールは蘇った。段付きリムにショートスポークを組み合わせた懐かしのデザインは、今となってみると逆に新鮮にすら感じる。先述したFFモデルの他、NAロードスターなどのFRスポーツに組み合わせることも可能とのこと。

生粋のレース用ホイールとして産声を上げたRACINGでは、幅広い車種に対応するために2ピース構造が採用された。オーダーインセットに対応し、理想のツライチセッティングが導き出せるのもうれしい。

時代と共にホイールに求められる強度面へのハードルは高まっている。そこでRACINGでは最新の強度解析や製造技術を投入し、安心して装着できるホイールに仕上げられる。VIA/JWL基準にも適合し、当然ながら車検の心配もない。

スポーク側面は、奥に向かって絞り込むような形状とすることで軽量化を促進。3Dスキャナーを駆使して、こうした細かいディティールまで忠実に再現している。

スポーク間のリム寄りには穴開け加工を実施。当時は14インチが主流だったが、現在のニーズに合わせて15インチの設定としているのもポイントだ。

「現代の安全基準に準じて十分な強度を持たせつつ、当時のデザインを忠実に再現しました。RАCINGは軽量化のためにスポーク側面を絞り込んでいるのですが、当時と今ではホイールの製造過程が異なるため、これを再現するのが意外に大変でしたね」とウェッズの今坂さん。

まずは15インチのホワイトからラインナップ。反響次第ではサイズ拡大に加え、RS-5といった作品の復刻も検討していくというから楽しみだ。

製品仕様

WEDS SPORT RАCING

6.5J×15 +27~+38:3万9000円
7.0J×15 +20~+45:4万円

●問い合わせ:ウェッズ TEL:03-5753-8201

文:web option web option編集部
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

ヴィンテージ感あふれるダイバーズウォッチをリッチな“ブラック&ゴールド”で再構築――スピニカーが挑む新境地とは
ヴィンテージ感あふれるダイバーズウォッチをリッチな“ブラック&ゴールド”で再構築――スピニカーが挑む新境地とは
VAGUE
カワサキ「斬新4脚モビリティ」製品化! 本格悪路性能×「バイク技術」が融合した「スゴいマシン」35年にデビュー! 2030年「サウジアラビア・リヤド万博」会場で採用目指す
カワサキ「斬新4脚モビリティ」製品化! 本格悪路性能×「バイク技術」が融合した「スゴいマシン」35年にデビュー! 2030年「サウジアラビア・リヤド万博」会場で採用目指す
くるまのニュース
SUBARU公認“六連星”マリッジリング登場! クルマ好き夫婦に響く特別な指輪
SUBARU公認“六連星”マリッジリング登場! クルマ好き夫婦に響く特別な指輪
ベストカーWeb
タグ・ホイヤー、オメガ、ブライトリング──黒の表現がユニークな定番時計3選
タグ・ホイヤー、オメガ、ブライトリング──黒の表現がユニークな定番時計3選
GQ JAPAN
荒々しさと静寂と――浅草発のウォッチブランド“KIWAME TOKYO ASAKUSA”「IWAO(巌)」は、巧みに作り上げたダイヤルの表情に注目
荒々しさと静寂と――浅草発のウォッチブランド“KIWAME TOKYO ASAKUSA”「IWAO(巌)」は、巧みに作り上げたダイヤルの表情に注目
VAGUE
両端が離れすぎて、これじゃ見えない!? いえいえ、眼鏡ではありません!! 工具の一種『メガネレンチ』とは?
両端が離れすぎて、これじゃ見えない!? いえいえ、眼鏡ではありません!! 工具の一種『メガネレンチ』とは?
バイクのニュース
メルセデス・ベンツ新型「GLB」世界初公開! 全長4.7mに進化した3列7人乗りの大人気“コンパクトSUV” まずEVモデルが登場
メルセデス・ベンツ新型「GLB」世界初公開! 全長4.7mに進化した3列7人乗りの大人気“コンパクトSUV” まずEVモデルが登場
VAGUE
じつはイメージと全然違う物流倉庫! 「じつは静か」「ガテン系のノリじゃない」謎の施設の真実をご紹介!!
じつはイメージと全然違う物流倉庫! 「じつは静か」「ガテン系のノリじゃない」謎の施設の真実をご紹介!!
WEB CARTOP
8年ぶり全面刷新! 日産新型「流麗クロスオーバー」に問合せ“殺到”!? 全長4.4m“ボリューミーボディ”に「700km超え航続」も実現! 新時代の“日産の要”「リーフ」が販売店でも話題に
8年ぶり全面刷新! 日産新型「流麗クロスオーバー」に問合せ“殺到”!? 全長4.4m“ボリューミーボディ”に「700km超え航続」も実現! 新時代の“日産の要”「リーフ」が販売店でも話題に
くるまのニュース
ハイエース200系専用「LEDコンソールボックス」が進化! 収納・充電・照明を1台で実現する理由
ハイエース200系専用「LEDコンソールボックス」が進化! 収納・充電・照明を1台で実現する理由
ベストカーWeb
【メルセデス・ベンツ】アウトドアで使い倒す! ルーフラゲッジとスペアタイヤホルダーを純正装備した「AMG G63」
【メルセデス・ベンツ】アウトドアで使い倒す! ルーフラゲッジとスペアタイヤホルダーを純正装備した「AMG G63」
Auto Prove
タイヤのロックを防いでくれるABS 「チャンネル」ってナニ? あえてオフにもできる?
タイヤのロックを防いでくれるABS 「チャンネル」ってナニ? あえてオフにもできる?
バイクのニュース
まさに“息を呑む”美しさ... 人生で一度は見ておきたい「日本新三大夜景」が全国の夜景観光士によって選出 ネットでの反響とは
まさに“息を呑む”美しさ... 人生で一度は見ておきたい「日本新三大夜景」が全国の夜景観光士によって選出 ネットでの反響とは
VAGUE
ホンダ、レッドブル・パワートレインズへのF1技術支援を終了…8年間で72勝の実績
ホンダ、レッドブル・パワートレインズへのF1技術支援を終了…8年間で72勝の実績
レスポンス
価値ある398万2000円──新型BYDシーライオン6試乗記
価値ある398万2000円──新型BYDシーライオン6試乗記
GQ JAPAN
日本市場にホンキだ──新型BYDシーライオン6試乗記
日本市場にホンキだ──新型BYDシーライオン6試乗記
GQ JAPAN
キアの電動商用車『PV5』、欧州メディアから高評価…「バン・オブ・ザ・イヤー」など受賞
キアの電動商用車『PV5』、欧州メディアから高評価…「バン・オブ・ザ・イヤー」など受賞
レスポンス
トヨタ「GR GT」誕生の裏にあったのは「悔しさ」だった! 20年に一度、“継承と進化”をもって開発されるトヨタのフラッグシップスポーツ その誕生秘話とは
トヨタ「GR GT」誕生の裏にあったのは「悔しさ」だった! 20年に一度、“継承と進化”をもって開発されるトヨタのフラッグシップスポーツ その誕生秘話とは
くるまのニュース

みんなのコメント

6件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村