新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開催カレンダーの大幅な変更を余儀なくされている2020年シーズンのF1。7月5日決勝のオーストリアGPで開幕することは発表されたものの、日本GPを始め数レースのキャンセルが決まった。
ヨーロッパで開催するシーズン序盤8レースの日程は明らかとなっているものの、それ以外はまだ発表されていない。F1オーナー企業であるリバティ・メディアは、少なくとも15レースの開催を目指しており、当初カレンダーに含まれていなかった開催地での代替レース実施も検討されている。その候補に名乗り出ているのが、かつてサンマリノGPを開催していたイモラ・サーキットだ。
■イモラ・サーキット、”グレード1”ライセンスを更新。F1代替開催へ向け一歩前進
アルファタウリは、6月24日にイモラでシーズン開幕に向けたテストを実施。2018年のマシン『STR13』を走らせた。また、チームは合わせてPR用の動画撮影を活用し、最新マシン『AT01』でも走行を実施した。テストを終えたダニール・クビアトは、イモラはグランプリ開催に理想的なサーキットだったと語った。
「イモラは特別なトラックだ。長い休止の後、このサーキットでF1マシンに戻ることができて嬉しい」
「2010年に、僕にとってシングルシーターでの最初のテストのひとつをここでやった。だから、イモラのことは知っているんだ」
「素晴らしい高速コーナーがいくつかあるし、このトラックでドライブするのは本当にファンタスティックだ。僕の意見では、イモラは絶対にF1カレンダーにあるべきだと思う」
イタリアでは、イモラだけではなくムジェロもF1開催を目指している。9月のモンツァに続いて、ムジェロでグランプリが開催される可能性が高まっていると見られる中、フォーミュラ・イモラのプレジデントであるウベルト・セルヴァティコ・エステンセは、イモラがグランプリを開催するチャンスはまだあると見ている。
「イモラのDNAにはF1があり、このトラックではF1の歴史が紡がれてきた。我々はそれを忘れてはいけないし、誇りに思う必要がある」と、彼は話した。
「先を見据え、深刻な危機を迎えている地域経済に目を向けて、我々はF1を今年、イモラ・サーキットに戻すことを目標にしている」
「世界中のF1ファンにとって最も論理的で、最適なソリューションは、メディア的にも大きなインパクトがあるサーキットでレースをすることだ。イモラは間違いなくそうだ。そしておそらく、伝説的なサーキットであるモンツァやムジェロとの3連戦になるだろう」
「我々は今年の4月から、この案に多大な献身と情熱を注ぎ、地域機関やF1世界選手権と協力して作業を開始している。国のスポーツ当局も、今季のグランプリ開催候補となるのをサポートしてくれることを願っている」
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