2023年スーパーGTのGT300クラスは、52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GTの吉田広樹、川合孝汰組がチャンピオンを獲得した。スーパーGTで初のタイトルを手にした埼玉トヨペットの面々が、記者会見で喜びを語った。
2020年にGRスープラを導入した埼玉トヨペットは、以後コンスタントにタイトル争いに絡むも、あと一歩で届かないシーズンが続いた。しかし今シーズンは、第6戦SUGO、第7戦オートポリスで連勝して大きく流れを手繰り寄せ、悲願の初タイトルを手にした。
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青柳浩監督は、このタイトルを夢のようだと表現した。
「先程もお話させていただきましたが、夢にまで見た舞台でした」
「販売店の人間としてモータースポーツにチャレンジをしてきました。スーパーGTに参戦して7年。まだまだタイトル獲得は難しいと思っていた中で、このGT300の頂点に立つことができたのは本当に嬉しく思います」
「すごく光栄なことですし、こういうディーラーが活躍することによってモータースポーツを盛り上げていく一翼を担いたいと思う中でのタイトル獲得を本当に嬉しく思います」
そして2019年から埼玉トヨペットに所属する吉田は、ディーラーチームとして国内最高峰の舞台でチャンピオンになれたことは、チームにとっても自信になったはずだと語った。
「自分はこのチームに移ってきて5年目ですが、コロナ禍で不規則なスケジュールなどがある中でランキング2位だったり、昨年も最終戦までチャンピオン争いができたりと、そういうレースは何回かありました」
「ただ正直、これまではなかなか詰めきれない部分がありました。今年は同じようなミスをせずに自分たちのベストを尽くすレースを心がけてきましたが、どのレースも紙一重というところがありました。今年はその紙一重の良い方をレースごとに拾えてきたと思っていて、その結果がシリーズチャンピオンです」
「今日は1ポイントでも獲れれば(チャンピオン)という状況でしたが、ドライバーだけでなくメカニックもプレッシャーをすごく感じていました。ドライバー、チームみんなが同じようなプレッシャーの中、ミスなくフォローし合ってきた結果がこのチャンピオンだと思うので、僕自身すごく嬉しいです」
「チームにとっても、周りにプロフェッショナルなメカニックに紛れてディーラーチームとしてやってきた中で、自分たちの自信になると思います。そういう意味でも、このシリーズチャンピオンをとても嬉しく思っています」
相方の川合も、チームへの感謝を次のように述べた。
「僕は埼玉トヨペットさんに入れさせていただいて4年目です。元々FIA F4をやっていましたが、所属していたチームが撤退するところから、実はお声がけを頂いて、そこから大変お世話になりました」
「従来通りのスケジュールで進まないコロナ禍でデビューして、初めてのクルマと、右も左も分からないまま僕は入らせていただきました。しかし監督をはじめ、一緒に組ませて頂いた吉田さん、チームメカニックの方々、埼玉トヨペットの会社の皆様に色々と教えていただき、助けていただきました」
「しっかりと結果として恩返ししていきたいと思っていましたが、あと一歩届かないシーズンが3年続いていました。それがまず、今回チャンピオンという形で結果を残せたことは非常に嬉しいです」
「今日はスタートを担当しましたが、最後吉田さんがチェッカーを受けた後にメカニックの皆さんの笑顔や、チームの皆さんのホッとした顔を見ることができたのは、非常に嬉しかったです」
1ポイントでも獲得すればタイトルという、圧倒的優位な状況で最終戦を迎えた52号車。スタートドライバーの川合は、途中ボンネットに物が当たるというハプニングに冷や汗をかいたというが、タイヤ無交換作戦のためタイヤを労わりながら吉田にバトンを渡した。
そして吉田のスティントでは雨が降ったが、中団でポイント圏内を守り抜き7位でチェッカーを受けた。ただ吉田は、こういったトリッキーなコンディションでも攻められるよう、自分自身さらに成長したいと貪欲な姿勢を見せた。
「シリーズチャンピオンというところでは、2号車の順位に関係なく、自分たちのベストなレースを心がけようとチームで決めて挑んでいました。ひとつでも前の順位でという気持ちで、孝汰が前のクルマに詰まっているのであれば早めにピットインしようというところでドライバー交代を行ないました」
「そういった想いで戦っていましたが、最後雨が降ってきた時には、色んな車種やタイヤメーカーが異なるシリーズの中で、自分たちのライバルに雨の中スリックで負けるのがドライバーとして少し悔しいという気持ちがあり、どうにか踏ん張って戦いたいという個人的な想いと、チームとしてどういう走りをしなければならないかということを考えて、できるだけリスクがない方を選びました」
「今回はそれでチャンピオンといういい結果に結びつきましたが、今後のレースの中ではそういうコンディションでこそ攻め切らなきゃいけない状況も出てくると思います。そういう部分で自信を持って戦えるように成長していきたいと、個人的に思ったレースでした」
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