みなさん、こんにちは。FMヨコハマ「ザ・モーターウィークリー」のDJ&モータージャーナリストの高橋アキラです。
高橋のSNSで韓国取材に出かけていたのをチェックされた人もいると思いますが、その時の話がようやく解禁されました。
【スタッフ通信】クルマの売り方も変わる?! 実車がある無人のショールームで熟考してから注文 キャスパースタジオ3/5
6月の末に出かけたのですが、そうか、もう約2ヶ月経ちますね、そこであるクルマの試乗会があって、参加してきました。
写真を見てもわかるようにマスクされたクルマで外観、インテリア全部隠されてます。わかっているのはスモールコンパクトのEVという情報だけ。そして日本に輸入されるのか?それも未定となっています。
さらに韓国のことってじつはあまり知らなくて、ニュースや新聞報道で嫌韓になっていきます。でも若い世代を見るとコスメや美肌、音楽、ダンスなど、美容・エンタメの世界では距離が近いですよね。これ、逆もあって韓国の若い世代は日本が大好きなんですよ。
ということでこれから数回、韓国のクルマ事情を踏まえた情報をお伝えしていきますね。
まずは、謎のクルマです。
ヒョンデのA+セグメントサイズのコンパクトハッチバックEV「インスター」です。じつは、インスターは韓国国内では「キャスパー」の名前で親しまれており、エンジン車はすでに販売されていて、EVモデルが追加されました。
試乗会目的地のひとつJEBUDOチェブドは満潮時道路は海の中へ。韓国のデートスポットインスターのスペック(韓国仕様)は全長3.823m、全幅1610mm、全高1575mm、ホイールベース2580mmで4名乗車。同等クラスとしてはスズキ・クロスビー、かつてのトヨタ/ダイハツのパッソ/ブーンあたりで、輸入車だとフィアット500、パンダといったところ。
こんな感じでマスクされたインスター・プロトタイプ。内装もマスクされ撮影禁止バッテリー容量は標準車が42kWh、ロングレンジが49kWhの2タイプで、モーターは標準車が71.7kW/147Nm、ロングレンジは84.5kW/147Nmというスペックで、0-100km/h加速は標準車が11.7秒、ロングレンジは10.6秒となっています。バッテリーが大きい方がパワーがあって、加速もいいと。
釜山モビリティショーでワールドプレミアされたインスター。韓国名キャスパーEV。キーはこの可愛らしいデザインだじつはこの試乗日の翌々日に釜山モビリティショーがあって、そこでキャスパーEVのワールドプレミアが行われました。なので、試乗中はデザインのことが全くわからなかったのですが、2日後にはわかったというオチがあります。
ということで、デザイン関連不明の状態で、インスターEVのハンドリングや乗り心地、そしてアクセルレスポンスや加速フィールを体感しました。
じつは韓国人はアメリカン志向な人も多く、クルマに求める乗り心地はアメ車の方向に向いているというのです。これは意外かもしれませんが。アメ車のリビングソファのようにゆったりとしたものを好む傾向があるといいます。たしかにスモールコンパクトでありながらインスターはゆったりとした乗り心地でした。
この乗り心地は、韓国仕様のままでも日本で受け入れられると個人的には感じています。ストローク感のあるサスペンションは乗り心地で優位であり、高速道路でも直進の座りもよく、ボディ剛性によるしっかり感も同時に感じることができます。
インスターEVの内装。モニターは12.5インチになり、シフトレバーはコラムポストへ。ステアリングも3本スポークになるガソリン車にはシフトレバーや小型のモニターが装備。音声会話ができADASのスイッチもある韓国では人が大きく行き交う場所では、スピードを落とすための凸凹の障害物を路面に設置している場所が多く、乗り越える際にロングストロークであることを感じます。インスターのゆったりした印象はこのサスペンションがもたらす乗り心地というわけですね。ただ、タイヤが硬めで乗り心地への影響があるのは、少し気になる点でしたが、細かすぎるチェック。
一方で、アクセルレスポンスはEVらしい俊敏さがあり、エンジン車では味わえない瞬発力と反応が楽しめます。こうしたアジリティを考えるとドイツ車的な剛性感のあるスポーティな仕様が似合うかもしれませんが、目指すのは便利で使い勝手のよい日常使いにマッチするモデルという位置付けなので、韓国仕様をそのままでいいと考える理由です。
ガソリン車キャスパーのリヤ席。EV化が織り込み済みなのでフラットなフロアになっている試乗は韓国の高速道路と一般道を80kmほど走行し約2時間試乗し、静粛性も十分あり、クラスを超える静粛性はEVならではの特徴だと感じ、ハンドルの操舵感は軽くだれもが運転しやすいと感じるでしょう。
スモールコンパクトカーカテゴリーの使い勝手を振り返ってみれば、日常使いがメイン。日本では通勤、通学、買い物、送り迎えといった短距離移動をガソリン車で行なっていますが、EVに置き換えてみるのはどうだろうか。短距離移動であれば電池切れの心配はなく、逆にEVでしか味わえないレスポンスの気持ちよさや静粛性があるわけで、環境が揃えば検討する価値は高いと感じた試乗会でした。
【スタッフ通信】インスターEVのワールドプレミアと巨大な現代マザー工場見学 2/5
【スタッフ通信】クルマの売り方も変わる?! 実車がある無人のショールームで熟考してから注文 キャスパースタジオ3/5
The post 【スタッフ通信】ようやく情報解禁。ヒョンデの可愛いEVが韓国デビュー 1/5 first appeared on オートプルーブ - Auto Prove.
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
8年ぶり全面刷新! 日産新型「小さな高級車」登場! 全長4.3mに「クラス超え上質内装」とめちゃ“スゴいシート”採用! ちょうどイイサイズの「新型キックス」日本には来る?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
レクサス新型「“和製”スーパーカー」に反響多数! V8×超美麗ボディに「いつ登場する!?」「憧れる」の声も! 噂の「LF“R”!?」に期待高まる
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
自分じゃ買わないんでしょ〜w