ぬいぐるみのようなルックスを目指して作られたモデル
いつの時代も「ファニーフェイス」と呼ばれる類いの癒やし系デザインで存在感を発揮するクルマが存在し、一定の層から支持されている。その最たる例はミツオカ、また90年代にヴィヴィオのビストロがブームに火をつけたクラシック顔などを思い出す人は多いだろう。日産もかつてはBe-1やフィガロ、パオなどの「パイクカー」と呼ばれる超絶癒やし系デザイン車で大人気を博して伝説となった。デザイン力では欧米に一歩譲るとされてきた日本車も、じつは脱力系癒しデザインのクルマは得意だったりするのだ。
男子が乗るとドン引かれる! あまりに見た目がカワイすぎるクルマ5選
そこで今回は、前述した定番モデル以外の脱力系癒しデザインのクルマをピックアップ。
現行モデル代表:ダイハツ・ミラトコット
ミライースをベースに内外装デザインや機能性、走りのフィーリングなどを女性向けに仕立てた軽自動車。ダイハツの女性社員を徹底リサーチし、意見や主張を全面的に取り入れて作られたという。ダイハツには、ムーヴラテやミラココアなどの超脱力系「ぬいぐるみデザイン車」づくりの伝統があり、ライバルのスズキ・アルトラパンよりもさらに癒し系ビジュアル車を送り続けてきた。
走りに関しても、女性ドライバーが扱いやすさを感じるセッティングを徹底追求。ステアリングはひたすら軽く、操縦性は非常に穏やかなモノに仕立てられている。全域でフワフワ感の強いソフトな味付けなので、スポーツドライブが好きな男性ドライバーが乗ると、今時のクルマとしてはあまりの頼りなさに衝撃を受けるほどだ。「このユルさが今どきの妙齢女子が好む乗り味だとは!?」と軽く絶望するも、男性が難癖をつけても詮なきこと。ぬいぐるみグルマらしさに浸りながらトコトコ移動するのが正しい乗り方だ。
ファニーなデザインのFRスポーツカーも!
歴代ミニバン代表:日産・セレナキタキツネ
80年代にヒットした北海道の富良野を舞台とする国民的ドラマの影響か、日産は初代のセレナに「キタキツネ」を設定。ミニバンのセレナの外装と内装の一部にかわいいキタキツネのイラストを配しただけの緩い商品企画ながら、子育て世代からのウケは良く、地味ながらヒット。
2代目セレナにも継承され、成約者に専用のぬいぐるみをプレゼントしたり、DVDカーナビの画面にキタキツネのキャラクターが走り回る演出を施したりするなどして、さらなる人気を博した。外装ステッカーやぬいぐるみは日産車の架装職人集団であるオーテック製で、クルマ好きのお父さんの満足感を高める効果も発揮。シートには撥水加工が施されるなど、アウトドアレジャー向けの実用性もアップ。
クルマそのものの魅力や、ドライブ旅行の思い出はことごとく忘れても、「キタキツネのキャラが大好きで家のクルマに乗るのが好きでした」と振り返るミニバン育ちの妙齢女性が育ったなど、日本のファミリーカー文化の多様化を語る上で欠かせない歴史を刻んだ。
歴代スポーツカー代表)シボレー・SSR
2シーターのピックアップオープンスポーツという、極めて稀有なレイアウトを与えられたシボレーSSR。コンセプトモデルとして2000年に発表されると大評判となり、2003年から市販される運びとなった。アメリカンSUVとしては比較的コンパクトな車格のトレイルブレイザーがベースとなっており、基本レイアウトはラダーフレームを持つ本格ピックアップトラックである。
癒し系デザインのイメージとは裏腹に、当時のシボレーブランドSUV向け主力ユニットだった5.3リッターV8エンジンを搭載。ピックアップトラックというより、ファニーなデザインながら硬派なFRスポーツカーでもあるという二面性が一部の層から高く評価された。その後はコルベット用の6リッターエンジンや6速MTを搭載するなど、走行性能はさらに高められたが、癒し系エクステリアはおおむね変わることはなく、見た目の可愛さと走りのギャップの大きさはますます拡大。
SSRを愛してやまない某マニア氏は「意外と硬派な走行性能よりも、独特の雰囲気や独創性の高いコンセプトに魅力を感じています」と語る。SSRならではの雰囲気を味わいながら、ゆったり流すのが至福のひと時だという。
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みんなのコメント
というか、一部のアホは除いて、どんな車であれフツーの運転をしていれば全く煽られない。
例えば、トコットが先頭で、片側一車線の高速道路を50キロ前後で走ってるとする。後続のドライバーは急いでいるけど、『トコットは癒されるから遅くても許せる!』とか思うわけがない。
煽り運転はしなくても、イライラはすると思う。
煽られるのは、癒し云々の問題じゃなくてドライバーの問題。
ドライバーのモラル次第。