レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1イタリアGPの予選で自身のタイムを0.5秒ほど失いながらも、チームメイトのマックス・フェルスタッペンをトウ(スリップストリーム)でアシストしたセルジオ・ペレスの働きを褒め称えた。
4本のストレートをコーナーやシケインでつないだレイアウトのモンツァ・サーキットでは、トウによるタイムアップ効果が大きく、ラップタイムにもかなりの影響を及ぼす。
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フリー走行からメルセデス勢に対して劣勢だったレッドブルは、予選Q3でペレスがフェルスタッペンの前を走り、フェルスタッペンにトウを与えてアシスト。フェルスタッペンはメルセデスの2台には及ばず3番手だったが、僅差で続いたマクラーレンの2台に割って入られるのを防ぐことができた。
トウを得られなかったペレスは9番手で予選を終えたが、ホーナーはペレスが果たしたチームプレーヤーとしての役割を称賛した。
「チームメイトをけん引し、マックスがあのポジションに入るのを助けたチェコ(ペレスの愛称)は、チームプレーヤーとして重要な役割を果たしたと言わざるを得ない」
そうホーナーは『Sky Sports F1』に対して語った。
「マックスが3番手に上がった一方で、チェコはおそらく0.5秒ほど犠牲にしただろう。だから彼はもっと上にいるべきなのだが、結果には満足している」
「正直なところ、昨年の(メルセデスとの)差を考えれば、その差はかなり縮まったと思う」
ペレスは、マシンのダウンフォースが本当に少なかったと説明。決勝レースのグリッドを決める18周のスプリント予選レースで挽回するのは簡単ではないと認めた。
「本当にダウンフォースが少なくて、苦労した」
「明日のスプリントレースでは、いくつかポジションを挽回して、上位に食い込んでいきたいと思う。ロングランは期待できそうだ」
「スプリントレースは、非常に早い段階でDRSトレインになるので、かなり難しいだろうけど、レースは長い。明日はいろいろなことが起こりえる」
ホーナーは、フェルスタッペンとタイトルを争うルイス・ハミルトン(メルセデス)がグリッドの汚れた側である2番手からスプリント予選をスタートするという事実が、フェルスタッペンにアドバンテージを与える可能性があると考えている。
「(スタートから)ターン1までは興味深い」とホーナーは語った。
「マックスはグリッドの適切な(よりクリーンな)サイドにいる。彼はターン1に向けてトウを得ることも期待できる。ルイスはおそらく右よりも左側のグリッドにいたかっただろう」
「事実上の予選ではあるが、非常にエキサイティングなスプリントレースになるだろう」
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