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マクラーレン、2018年限りでバンドーンの離脱を発表

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マクラーレン、2018年限りでバンドーンの離脱を発表

 マクラーレンは9月3日、ストフェル・バンドーンが2018年限りでチームを離脱することを認めた。

 元々この離脱の話は、2018年シーズンのバンドーンがチームメイトのフェルナンド・アロンソに完全に支配されチームの期待に応えられていなかったことで広く噂されていた。

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 バンドーンは2013年にマクラーレンの若手ドライバープログラムでチームに加わり、2016年にアロンソの代理として第2戦バーレーンGPでグランプリデビューを果たしている。

 マクラーレン・ホンダのレギュラードライバーとして参戦した2017年は、マシンの戦闘力に恵まれず、さらに2018年シーズンも信頼性問題に苦しめられ、第14戦イタリアGP終了時点でアロンソの44ポイントに対しバンドーンは8ポイントにとどまっている。

 結果、元GP2チャンピオンとしての才能を披露することなく2018年シーズン限りでチームを離脱することになった。

「過去5年間にマクラーレンが自分投資してくれたことに非常に感謝しています」とバンドーンは述べた。

「ぼくは若手ドライバーとしてマクラーレンに加入し、テストドライバー、リザーブドライバー、そしてフルタイムのレースドライバーまで、チーム内でのキャリアを進めてきた」

「ぼくたちが望んでいた成功を達成したわけではないが、過去2シーズンのマクラーレンでのレースを楽しんでいるし、チーム全員と素晴らしい関係がある」

「マクラーレンで過ごした時間は、ぼくのキャリアにとって素晴らしいチャプターで、貴重なF1における経験を得てドライバーとして成長できたことに感謝している」

「今シーズンの残りの7レースのために全力を尽くすつもりだ。後日、2019年シーズンの予定は発表する予定だ」

 マクラーレン・レーシングのCEOザック・ブラウンは以下のように語っている。

「マクラーレンでのストフェルの献身、努力、コミットメントには非常に感謝している。彼は才能のあるレーシングドライバーであり、ジュニアキャリアで信じられないほどの称賛を受けている」

「テストドライバーとしての彼の仕事から、2016年のバーレーンでポイントを獲得した彼の素晴らしいデビューまで、F1参戦に関わったことを誇りに思うよ」

「ストフェルが真の才能を発揮するマシンを我々が提供できていないことは明らかだが、これまでの関係を見れば彼が素晴らしいチームプレーヤーであることが証明されている」

「彼の仕事に対する意欲は印象的で、チーム内でも大きな評判を得ており、彼と一緒に仕事を楽しんできた。もちろん、私たちは一緒に時間をかけて成功したかったが、それはこの事実を損なうものではないだろう」

「今のところ、2018年シーズンの残りのグランプリに注目している。ストフェルとフェルナンドのふたりが、今シーズンが終わる前にできるだけ多くのポイントを獲得するために戦うことになるのだから」

「ストフェルには、自分のキャリアの中で次の方向に向かってベストを尽くすことを願っているし、彼を全面的にサポートしていくつもりだ」

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