約30万円で完結するアルトワークスのタービン交換仕様が面白い!
R06Aの弱点でもある高回転領域を徹底強化!
「30万円で100馬力が狙えるアルトワークスのタービン交換仕様が面白い!」高回転までパワーが追従する特性!
車重670キロの痛快ホットハッチ、アルトワークス。モデルデビュー時から様々なチューニングへ精力的にチャレンジしてきたKCテクニカでは、その真価を引き出すにはタービン交換が不可欠と位置づけている。
というのも、ノーマルタービンはピックアップこそ良いものの、高回転領域が厳しく、ブーストアップ時にも物足りなさがつきまとう。そのため、85ps前後がリミットとなるブーストアップでノーマルタービンにストレスをかけるよりは、100psオーバーを狙えるタービン交換がポテンシャルだけでなくコストパフォーマンスにおいてもベストチューンとの判断なのだ。
KCテクニカのI型デモカーも、もちろんタービン交換仕様だ。IHI RHB31改を軸にしたスポーツタービンキットは、中低速のピックアップも重視して110psを発揮させるものだが、デモカーではさらなる限界を目指してノーマルインジェクターの限界となる120ps仕様で仕上げている。
なお、パワーチューニングには水温・油温はもちろん、インタークーラーまで含めた冷却系への配慮が必須。とくに100psオーバーの領域となれば油温は季節関係なく厳しくなるため、KCテクニカでは冷却効率高めたオイルクーラーに加えてモティーズと共同開発したR06A専用オイルまでも用意した。ちなみに、ノーマル比3倍の容量を持つインタークーラーは冷却効率を高めるためにFRPボンネットのエアバルジからダイレクトに導風している。
タービン性能を引き出すためにも整えておきたいのが、高効率でロスのない吸排気環境。吸気側はオープンタイプが理想だがエンジンルームの熱影響でロスが生まれないように遮熱にも配慮が必要だ。排気側に関しては第二触媒レスとするフロントパイプを与えれば、排圧を気にすることなくポテンシャルが引き出せる。
また、レブリミットも7000rpmから8000rpmに変更。6000rpm付近で頭打ち感のあるノーマルタービンに対して、RHB31改なら7000rpm付近までパワーがしっかりとついてくるためだ。
このマシンに試乗したレーシングドライバーの佐藤キミヤ選手は「アクセルに対してのワンテンポ遅れた加速感と高回転で詰まった感のあるノーマルタービンの吸排気チューン仕様に対し、タービン交換仕様は全域がアクセルにリニアでツキが良い。もちろん、踏み込んでいけば高回転まで力強く伸びていってくれるので、扱いやすくて頼もしいポテンシャルを楽しめました。高回転は7000rpm付近までしっかりパワー感がついてくるので、攻め込んだ走りも痛快ですね」と高評価。
KCテクニカでは、RHB31改で100ps前後が狙えるスポーツチューニングキットを専用ECUデータ込みのリーズナブルプライス(ノーマルタービン下取り時に工賃込み30万円弱)を用意しているので、ワークスでモアパワーを狙うならタービン交換を最有力候補へ挙げていくべきだ。
スペック
■エンジン:KCテクニカ スポーツタービンキット(IHI RHB31改 最大ブースト圧1.3キロ)、ブローオフバルブ、チューニングECU、パワーMAX RSエアクリーナー、GTマフラー、EXフロントパイプ、大容量インタークーラー、インタークーラーサクションパイプ(チタン)、アルミラジエター、オイルクーラーキット/トラスト プロフェック ■ドライブトレイン:KCテクニカ スーパーシングルクラッチ、クロモリフライホイール、LSD ■サスペンション:シャトルGTSサスキット(F6kg/mm R5.5kg/mm) ■ブレーキ:GTスリットローター、GTブレーキパッド、アルミドラムセット ■ホイール:ボルクレーシングTE37ソニック(6J×15+38) ■タイヤ:ポテンザRE-71R(195/50) ■エクステリア:KCテクニカ FRPボンネット、コーナーフェンダー、シーケンシャルテールランプ 他
●取材協力:KCテクニカ 京都府宇治市槇島町目川6 TEL:0774-28-5075
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