車のニュース [2024.09.06 UP]
トヨタ、BMWとの協業強化へ 水素分野でタッグ、FCEV普及拡大に取り組む
トヨタ博物館 女性とクルマの100年たどる企画展 ダットサン、ヒルマンミンクスなど9台展示
トヨタとBMWが協業を強化
トヨタとBMWは9月5日、カーボンニュートラルの実現と水素社会の構築に向け、水素分野での協力関係を強化することで合意し、基本合意書を締結した。今後、燃料電池システムの開発やインフラ整備などに共同で取り組んでいくとしている。
「水素社会」の実現に向け、10年以上の協業関係をさらに強化!
両社は、2011年12月に環境技術における中長期的な協力関係の構築に合意し、10年以上にわたり信頼と実績ある協業関係を築き上げてきた。今回の発表は、「水素社会を実現したい」という共通の想いを持つ両社の協業をより強化し、今後、燃料電池システムの技術革新を加速するというもの。
燃料電池システムを共同開発!2028年にはBMW初の“量産型FCEV”も予定
取り組みとして、トヨタとBMWは、第3世代燃料電池システムの共同開発を行い、両社のモデルに搭載することで、ユーザーに幅広い燃料電池自動車(FCEV)の選択肢を提供するとした。具体的な第一弾として、2028年にBMWによる初の量産型FCEVの生産開始を予定している。
さらに、開発・調達の協力による相乗効果の創出や、パワートレイン・ユニットの統合によるコスト削減、商用・乗用の需要拡大などの取り組みを行い、FCEVがより身近な選択肢となることで、水素社会の実現に貢献していくとしている。
水素を供給する燃料補給インフラの構築も視野に
また両社は、水素社会の実現には水素自動車の開発だけでなく、あらゆるモビリティ用途対応の燃料補給インフラの整備も重要になると考えている。普及の黎明期にあたっては、水素の需要を塊で創出する必要があるとし、水素を製造・供給する事業者とも協調を行うことで、インフラの整備や水素の安定供給、低コスト化などの取り組みが行われる。
トヨタ代表取締役社長 佐藤恒治氏コメント
トヨタの佐藤社長は、「BMWとトヨタの協業が新たなステージに入ることをうれしく思います。長年のパートナーシップを通じて、私たちはクルマづくりへの情熱と、BMWの“テクノロジー・オープンネス”、トヨタの“マルチパスウェイ・アプローチ”というカーボンニュートラルに向けた考え方を共有することを確認し合ってきました。これら共通の価値観に基づき、今後、次世代燃料電池システムの共同開発やインフラ拡充の取り組みなど、水素社会の実現を目指して協力関係を深めていきます。水素エネルギーが社会を支える未来を実現するべく、BMWとともに、そして産業を超えた仲間とともに取り組みを加速してまいります」と述べた。
BMW取締役会会長 オリバー・ツィプセ氏コメント
BMWのツィプセ取締役会会長は、「これは自動車の歴史における画期的な出来事であり、世界的なプレミアム・メーカーによって提供される初めての量産モデルです。水素のパワーとこの協業を原動力として、技術の進歩が将来のモビリティを形作ることを示していきます。そしてこれは、多くの人々が燃料電池車を求める時代の幕開けとなるのです」と述べている。
トヨタは、今後も各地域のニーズに合わせ、FCEV、電気自動車(BEV)やハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)など、マルチパスウェイを軸に多様な選択肢で、CO2の着実な削減に取り組んでいくとしている。
トヨタ 公式HP:
https://toyota.jp/
BMW 公式HP:
https://www.bmw.co.jp/ja/index.html
【あわせて読みたい】
https://www.goo-net.com/magazine/newmodel/car-technology/233470/
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