ホンダのワールドワイドでのEV戦略が着々と進行。中国市場で5年以内に10機種のEV投入を予告。その第1弾のプロトタイプ「SUV e:prototype」を初公開。合わせてプラグインハイブリッドモデル「ブリーズPHEV」を発表
ホンダは2021年4月19日、上海モーターショー2021(4月19日~28日)において、今後5年以内に中国市場で10機種の電気自動車(EV)を投入すると発表。その第1弾となるモデルのプロトタイプ「SUV e:prototype(エスユーブイ イープロトタイプ)」を初公開した。
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SUV e:prototypeは、ホンダのダイナミクス技術を基本に、力強くスムーズな加速性能を追求して“操る喜び”に溢れる走行性能を目指して開発。また、EV化した次期型ヴェゼルを彷彿させる未来感のあるSUVデザインに仕立てたほか、高度な音声識別インターフェースをベースに“日常とのつながり”“スマートフォン連携”“OTAアップデート”などの先進機能を備えた第3世代ホンダコネクトにより、新感覚で楽しさに満ちたモビリティ価値の提供を画策している。量産バージョンの登場は、2022年春ごろの予定だ。
ショーでは新世代プラグインハイブリッドモデルの「ブリーズPHEV」も初披露される。SUVモデルのブリーズは、日本で設定するCR-Vの基本コンポーネントをベースとする中国市場専用車。今回展示されたブリーズPHEVは、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」をベースに、EVのようなフィールやトルクフルな走りを日常走行のほぼ全領域で実現しながら、長距離移動においても電欠不安のない、EVとハイブリッド車の強みを融合したプラグインハイブリッドモデルに仕立てている。市販バージョンは、広汽ホンダ初となるPHEVとして今年の後半に発売する計画だ。
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