スズキは26日、ストリートバイク「GSX―S1000」を6年ぶりに全面改良したと発表した。6月に欧州市場で発売し順次、世界各地に投入する。エンジンに出力特性を調整可能な電子制御システムを採用して、スポーツ性能と扱いやすさを両立した。
デザインは、同社の二輪車では初めてモノフォーカスタイプのLEDヘッドライトを2灯式に配列し特徴を打ち出した。燃料タンクとカウルのラインのコントラストを強調したデザインとし、アグレッシブさや機敏さ、知性を備えたパフォーマンスの高さを表現したという。
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エンジンは電制スロットルシステムの採用や吸排気系の設計変更により、欧州仕様車では現地排ガス規制「ユーロ5」に対応。その上で出力を向上した。新搭載の電制システムは出力特性を選べる「ドライブモードセレクター」機能などを備える。
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